スタートラインプロジェクト

シンポジウム記録誌「はじめに」より

　ピピオ子どもセンターは，今日帰る場所のない子どもたちのためのセーフティーネット構築に取り組んでいるNPO法人です。
　私たちは，2011年1月にNPO法人ピピオ子どもセンターを設立しました。その後，2011年4月に子どもシェルター「ピピオの家」（女子用），2014年9月に自立援助ホーム「はばたけ荘」（男子用）を開設し， 帰る場所がなく困難を抱えた子どもたちが緊急的に避難し，自立を目指す場を提供してきました。
　こうして，設立以来5年間，ひたむきに走り続けて参りましたが，法人設立5年を迎え，少し目線を上げ，これまでの歩みを振り返り，これからの活動を考える場を持ちたいと，2016年1月24日に， 設立5周年記念シンポジウム「居場所のない子どもたちのスタートラインづくりのために」を開催しました。
　シンポジウムには，児童福祉関係者から市民のみなさままで幅広くお集まりいただきました。そして，活動紹介，講演，パネルディスカッションを通じて，多くの取り組み事例や課題が紹介されました。 こうして参加者全員で作り上げた貴重なこの瞬間を，記録に留めておきたいと，記録誌としてまとめることといたしました。
　本誌が，同様の理念に向かって今日も挑戦を続けている私たちの仲間たちのもとに届けば幸いです。

2016年1月

NPO法人ピピオ子どもセンター理事長　弁護士　鵜野 一郎

発行者　スタートラインプロジェクト実行委員会（ピピオ子どもセンター・マツダ財団）

記録誌 全ページ（55.2MB）

目　次

　　表紙・はじめに・目次 (1.5MB)

�T．開催概要　　････････････････p.1

　開催概要 (2.5MB)

�U．シンポジウム記録　　････････････････p.6
　開会，ごあいさつ (0.8MB)
　第1部　活動報告　〜これまでの歩みそしてこれからの活動〜　　････････p.8
　　1-1．「NPO法人ピピオ子どもセンターの活動の歩み」 (3.0MB)
　　　　　　NPO法人ピピオ子どもセンター事務局 弁護士 寺西 環江
　　1-2．「スタートラインプロジェクト活動報告」 (4.4MB)
　　　　　　公益財団法人マツダ財団 世良 和美
　　2．子どもシェルター「ピピオの家」退居者の声 (0.5MB)
　　　　　　子ども担当弁護士 儀保 唯
　　3．講演 「子どもが生きていくことを支えるケア〜小規模施設における統一的ケアの必要性」 (5.1MB)
　　　　　　広島国際大学医療福祉学部准教授 岡本 晴美氏

　閉会，ごあいさつ (0.5MB)

�V．当日のアンケート　　････････････････p.76
　　　当日のアンケート (3.8MB)

　　裏表紙等 (0.5MB)