助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 日興苑遊歩会 |
環境保全活動 環境学習支援 | 地域 | 広島県東広島市 |
代表者 | 会長 出崎 正弘 | |
支援金額 | 30万円 | |
活動概要 | ||
今年度の活動は10周年記念として関係者への感謝をこめて例年活動のバージョンアップと御社の支援資金を基に、記念事業として新規イベント及び平常活動の中で施設の充実に取り組みました。計画した8イベントは地域内イベント4件、共催イベント2件として全て実施することができました。 平常業務で実施予定の施設整備は当初の「イロリ更新」に加え「杜のテラス」という小舞台の新設に取組み10周年記念イベントに花を添えることが出来ました。 小舞台は森の中から直径30cm余りの枯れ松を10数本切出し土台部分に使用しましたが、会員の惜しみない労力の結集はもとよりですが、関係先の深いご理解のお陰と心より感謝しています。 |
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実施時期: 平成18年4月〜平成19年3月末 地域の里山 東広島市八本松南六丁目(七つ池の傍━通称「エコ七の杜」) 及び日興苑団地全域 |
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参加人員: 1.団地内イベント 4件 児童 約 70人 大人 約130人 2.八本松小学校共催イベント 2件 児童 175人 教師・保護者等 26人 (平常活動及び東広島美術館主催スタードーム立上げイベントの参加人員は除く) 参加総人員 約400名 |
《野外音楽会》 | 《八本松小学生児童との環境学習》 |
《七つ池の美化作業》 | 《イロリの完成》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
1.日興苑団地子供会を初め団地コミュニティーからの信頼度が大幅に向上した。 マツダ財団の支援を受けたことで当会の団地外における認知度が上がったと受取られたといえる。 日興苑団地子供会の年間行事に大きく影響しその活性化を助けている。 2.いろりの更新に関連し技術的な相談をしたところ当会の趣旨に賛同を受け東興建設株式会社殿からは耐火用目地材の無償提供を受けるなど思いがけない支援を受けることが出来た。 3.今年度の行事日程は非常にタイトであったが「日興苑遊歩会発足10周年」各イベントを成功裏に終えることができ団地内外へ大きくアピールできた。 4.「七つ池」を管理する「大曾場土地改良区」からも感謝されている。 5.水と木と子供達が私達の大切なテーマと心得ているが、要は子供達が自然にのびのびと育つ環境づくりのお手伝いをしているつもりである。この面から学校帰りの子供達を見ると、大きな声が出るようになったし大きな声で挨拶ができていると思う。次のイベントが楽しみである。 |
苦労した点 |
1.未経験分野のイベントへの取組み 会の平常活動は野外を中心としており、野外作業に付随する小さな土木工事等は問題ないが、10周年イベントで実施した「音楽会」「写真展示会」等の文化的な領域のイベントは未経験であった。企画段階は非常にアバウトで詳細な内容を詰めないままで予算計上しており、実施段階では苦労した。野外演奏に対応してくれる楽団の選定や、安価な写真展示パネルの選定等の苦労した点は今後の活動のノウハウの蓄積となると考えている。 2.活動イメージの拡大 企画段階は非常にアバウトで詳細な内容を詰めていないため実施段階でイメージが膨らむと、たとえば野外音楽会から小舞台建設に発展したり、イロリの更新に対し「炭焼き」「陶器の素焼き」機能を持つ多機能性を付加するといったイメージの拡大が起こり、スケジュールの大幅見直しが発生した。 |
今後の課題・発展の方向性 |
1.新規男性会員の参加が少ない 団地住民には60歳以上のリタイヤ世代が増えているが、毎週土曜日に参加してくれる常時会員が増えない。イベントには参加してくれるし、今回の写真展のパネル作り等、遊歩会として本来的でない事柄には相談には乗ってくれ手伝ってくれるが、もう一歩の踏み込みがなく今後の勧誘に工夫が必要。 2.資金的に予算が立て難くなっている 御社の支援を受けた平成18年度は資金的な見通しが立ったが、わずかな会費では活動に限界がある。県・市の認知度は上がったが、周辺地区へ同様な環境活動グループを育成しており、その上県・市の予算は削減方向と、活動資金として重要な補助金の確保は依然として今後の大きな課題と考えている。 |
活動を終えての感想・意見等 |
活動拠点の里山については所有団体の許可を得て活動しているが、説明が遅れて誤解を生んで弁解に走る等、はらはらどきどきもありました。 最終的には、関連先のご理解を得て活動予定は全て終えることが出来ました。 ほっとしたら もう新年度です。 例年行事は今年も実施したいと思いますが、新たにやりたい事項もあります。 御社の今後のご支援を御願い致します。 |