助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 広島市ネイチャーゲームの会 |
広島市ネイチャーゲームの会 | 地域 | 広島県廿日市市 |
代表者 | 運営委員長 住吉 和子 | |
支援金額 | 20万円 | |
活動概要 | ||
田んぼから自然を感じ、作物の育つ過程から動植物のふしぎに気づくことや、発見をとおし人間のもっている五感を鍛え、豊かな人間形成を図る目的があります。 これら目的は、「田んぼの楽校」を開催し、田おこし、代掻き、田植え、田の草取り、動植物観察、子どもだけのキャンプ、稲刈り、収穫祭などを行いながら、体験を行ない感じるものとしています。原体験を大切にするよう取組んでいます。 |
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実施時期: 2006年5月21日〜2006年12月10日 10回開催 広島市佐伯区五日市町下小深川 「沖本氏の農地」約700m2とその周辺 |
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参加人員: 第一回 泥んこ運動会と代掻き体験 28名、 第二回 田植え体験とネイチャーゲーム 50名、 第三回 芋の植え付けと生き物マップ作成 37名、 第四回 草刈と焼肉交流会 46名、 第五回 子どもだけのお泊り体験(寺に宿泊)17名、 第六回 草刈と案山子作り 43名、 第七回 稲刈りとはで掛け 39名、 第八回 脱穀と籾摺り体験 40名、 第九回 芋ほりと藁クラフト 25名、 第十回 餅つきと藁細工(しめ縄づくり)25名 参加総人員 350名 |
《公認どろんこ運動会》 | 《田植え開始》 |
《我が家の案山子が一番》 | 《記念撮影》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
活動組織としては、その効果どおりに参加者の反応が良かったことが最も成果となっている。また、一年を通し農業を体験することにより、農からもらうものの多さには、スタッフも含め参加者全員にもわかってもらうことができ、とても有意義な一年となった。 特に五感をとおし感じるものが多く、情操教育の一環としての役割は果たせたとスタッフ一同感じているところである。 地域への影響を確認することができなかった。理想としては、他の組織などのモデルケースとなるよう取組んでいるが、なかなか難しい現状がある。 |
苦労した点 |
今年は、特に開催日を狙ったかのように雨が多く、雨天決行で行なった。このことから、子ども達への配慮に苦労した。(雨用のプログラムに手間取った) その他は特にない。 |
今後の課題・発展の方向性 |
現在田んぼの楽校は、2年目が終了したところであり、参加者も居残り組が多い。このことから、参加者の入れ替えを行い、広く市民が楽しめるよう配慮する必要を強く実感している。(基本は小学校低学年とし1年生〜3年生としている) また、一部マンネリ化しているところもあり、農作業とネイチャーゲームを組み合わせることが理想であるが、今回もなかなかスタッフ不足のところもあり、難しいところとなった。 今後は、参加者の入れ替えを明確にし、多くの人達が田んぼを通し、農業の楽しさ、自然の不思議に沢山触れてもらえるよう進めることとしたい。 また、マンネリ化している部分については、スタッフ不足のところもあり、農業担当者、ネイチャーゲーム担当者と明確にし、それぞれ一日の中での活動を明確にすることを新年度で実践する予定である。 発展の方向性では、地域活動とまでもいかなくても、可能性は未知数であり、継続していくことが地域を含めた周辺住民の理解を得ることができると考えている。また、学校教育のなかでもネイチャーゲームは普及しつつあることから、農業をとおした教育の現場としても活用してもらえるよう取組みたい。 |
活動を終えての感想・意見等 |
一年をとおした活動はとても大変ではあるが、充実感はあります。 また、農をとおし豊かな人間形成はもとより、田舎にふるさとが無い子ども達にとっては、プチふるさととなったものと感じています。 今回は、ご支援いただき大変助かりました。ありがとうございました。 |