助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 夢配達人プロジェクト「作木子どもの国づくり」 実行委員会 |
夢配達人プロジェクト「作木子どもの国づくり」 | 地域 | 広島県三次市 |
代表者 | 会長 中島 申弌 | |
支援金額 | 45万円 | |
活動概要 | ||
青少年の夢や目標を育む地域づくりを推進しようとする「夢配達人プロジェクト推進事業」(主催:(社)青少年育成広島県民会議)に応募した作木小学校の子どもたちの「夢」―家作りの専門家に手伝ってもらい、作木の木を使って子どもの国を作りたい―が2006年9月に採択された。 以後、その夢を実現するため、地域の大人(団体)が「夢配達人」と一緒に活動を支援し、子どもの国のシンボル遊具(コンビネーション遊具)が、江の川カヌー公園さくぎの一角にこの度完成した。完成した遊具には、登り用ネット、スライダー(ターザンロープ)、丸太階段、見晴台などを備え、その周りは芝生広場となっている。 また、地元の子どもたちだけでなく、カヌー公園を訪れた多くの子どもたちにも広く利用してもらうことのできる交流の場として活用できる施設でもある。 |
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実施時期: 実施期間 2006年4月1日〜2007年3月9日 場 所 「作木子どもの国」⇒江の川カヌー公園さくぎ(三次市作木町香淀116) |
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参加人員: □夢配達人(30名) □「作木子どもの国づくり」実行委員会委員(185名) □作木小学校児童(450名) □作木小学校職員(84名) □作木小学校PTA(156名) □三次地方森林組合(20名) □県立三次高等技術専門校(47名) □各団体・地域住民(25名) 参加総人員 997名 |
《木材の伐採》 | 《児童作業》 |
《開国式 子どもの国の国旗の掲揚》 | 《子どもの国全景》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
本事業を推進するにあたり、青少年育成作木町民会議や作木小学校PTAの全面的な支援をいただき、実行委員会を組織して取り組むことができた。特に、PTAでは本事業の推進を活動の重点として位置づけ、積極的な取り組みにより活動が活発になった。 「作木子どもの国」を江の川カヌー公園さくぎ内に作らせていただいたことにより、地元の子どもたちだけでなく、他の地域からカヌー公園を訪れた多くの子どもたちにも広く利用してもらうことのできる遊びの場、交流の場として活用できる施設であるという評価を受けた。新たな遊びの施設ができたことによる相乗効果で、カヌー公園の利用者数の増加につながればと期待している。 |
苦労した点 |
【1】 事業を推進していくための費用(財源)の確保。 【2】 シンボル遊具の設置を中心とした「子どもの国」の建設場所の決定。 ・応募した子どもの「夢=カヌー公園の近く」と、現実の問題としての土地確保の困難さ。 ・児童アンケートの結果による「子どもの国」建設場所(小学校グランド内)と応募した「夢」との調整。 ・土地使用に係る関係機関との協議及び調整。 【3】 シンボル遊具建設に係る作業日程の調整及び人員の確保。 ・休日での作業や照明を点けての夜間作業の実施。 |
今後の課題・発展の方向性 |
【1】 シンボル遊具を中心として完成した「子どもの国」を有効に活用していくための外部へのPR(啓発)の工夫。 ⇒ 市広報への掲載、ケーブルテレビでの放映、市校長会を通しての情報提供、HPの活用等 【2】 遊具を含めた施設の維持管理。(定期的な安全点検と環境整備の実施) 【3】 カヌー公園さくぎ利用者へのPRと利用の促進。(相乗効果) |
活動を終えての感想・意見等 |
子どもの「夢」実現に向けた取り組みが子ども・大人・地域の大きな輪となり、作木に誇れる「子どもの国」が完成した。費用(財源)の確保及び土地問題では大変苦労したが、関係機関・団体等からの大きな支援をいただき、当初の事業を無事に行うことができた。 本事業を支えてくださったすべての皆様に心から感謝申し上げたい。 |