助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 施設ボランティアサークル「くわがた」 |
レクリエーション及び野外活動に関する技術の普及並びに指導者、 ボランティアの育成、技術向上を目的とした研修講座 |
地域 | 広島県広島市 |
代表者 | 代表 森本 睦 | |
支援金額 | 10万円 | |
活動概要 | ||
【1】くわがた自主研修 キャンププランニング講義 【2】くわがた自主研修 〈一日目〉出会いのつどい・自然を写生(野外活動センター)・自然をテーマにしたゲーム 〈二日目〉早朝登山(牛頭山)・外部講師によるわらぞうり作り・さよならのつどい 【3】くわがた主催事業「くわがたファミリーキャンプ」 出会いのつどい(レクリエーション) ・夕食(きのこ・サツマイモを使ったカレー)作り ・火熾し大会で点けた火を使ってキャンドルサービス) ・朝のつどい(レクリエーション)ウォークラリー ・昼食(バーベキュー・ソーセージ)作り ・終わりのつどい(思い出の写真立て作り) 【4】平成18年度くわがた主催事業闊歩かっぽひろしまII 普段野外活動センターの主催事業におわれているくわがた会員が、野外活動センター以外の自然にふれることで自然への興味・関心を啓発する。また、少人数グループでの活動によってより密なコミュニケーションを遂行し、コミュニケーション能力を高め、くわがた間の交流を図る。 |
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実施時期: 【1】2006年8月25日 東地域交流センター あいあいプラザ 【2】2006年10月21・22日 広島市青少年野外活動センター 【3】2006年11月25日(土)26日(日) 広島市青少年野外活動センター 【4】2007年3月13日(火)・3月14日(水) 1日目 豊平中央公民館〜広島市青少年野外活動センター 2日目 野外活動センター〜根の谷川河川敷(広島文教女子大学付近) |
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参加人員: 【1】くわがた会員 18名 参加総人員 18名 【2】くわがた会員 20名 野外活動センター・こども村ボランティア講座受講生 5名 参加総人員 25名 【3】大人 8名 子ども 9名 スタッフ 24名 参加総人員 41名 【4】くわがた会員 15名 野外活動センター職員 2名 参加総人員 17名 |
《くわがた自主研修》 | 《くわがたファミリーキャンプ 朝のつどい》 |
《くわがたファミリーキャンプ思い出の写真立て》 | 《闊歩かっぽひろしま》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
【1】企画力を向上させることで、今後の活動においてより地域の方に安心と信頼をされた。そして、地域の方が野外活動に参加できるきっかけとなった。 【2】小学校などでは総合的な学習の時間を通じて地域の方々と触れ合う機会があるが、大学生・社会人になるとこれらの機会はほとんどない。今回のことで関わるきっかけができた。これを機に、輪を広げ新たな技術などを普段触れ合う機会の少ない高齢者の方々から教わっていきたい。 【3】『くわがた』という団体を、たくさんの人に知ってもらう非常に良い機会となった。参加者の中にも『くわがた』という団体を知らなかったと答えられた方が多かったので、少しは知ってもらえたと感じた。また、学生が主体となって、事業を実施する難しさを感じた。危機管理の面等で、不安を感じられる方もおられたと思う。 【4】活動中に出会った地域住民の方々と接する機会があり、くわがたの活動を知ってもらうきっかけとなった。 |
苦労した点 |
【1】講師の先生との連絡、調整・準備物・活動場所の地図、行き方 【2】内容としては満足していたが、もっと学びたいという気持ちが参加者に強く、参加者の希望に沿うことができなかった。 【3】広報活動において『くわがた』が単独で事業の広報を出すことができないと知らず、広報を始めるときになって知り、焦った。日頃お世話になっている公民館に、チラシ・ポスターを置いていただけないかと持参した際、主催は誰なのかということを聞かれた。やはり、学生のみが主催するキャンプはいろいろな面で不安要素があるんだと感じた。また、参加者が思ったように集まらなかった。開催時期、募集対象などの検討が必要だと感じた。 【4】広島市外に集合だったため、移動費がかかった。 野外活動センターの主催事業も並行して企画していたため、担当者打合せの時間調節が難しかった。 活動範囲が広島市外であったため下見が1回しかできず、半ば想像で企画を進めなければならなかった。 長期休暇中であったため参加率が低かった。 |
今後の課題・発展の方向性 |
【1】今後、私たちの主催に向けて、キャンププランニングを学ぶことによって企画力の向上に繋がりました。どのように企画していけばいいか、またどのような順序、どのようなことに重点を置いて企画していけばいいかなど、企画の基礎を学ぶことによって、今までよりも更にレベルの高い企画ができるきっかけになりました。今後の課題としては、わたしたちがただ“学ぶ”ということだけに留めるのではなく学んだことを私たちの力に変えて、活動に取り組むようにしていくことだと考えられる 【2】わらぞうり作りは参加者のほとんどが初体験ということもあり、貴重な経験をさせてもらった。この学びを体験という形だけで終わらせるのではなく、野外活動センターで行われる主催事業や自分たちで主催をし、子どもたちにこの学びを伝えていけたらと思う。 【3】事業を開催する時期、企画を始める時期が繁忙期と重なってしまったため、精神的・肉体的に苦しい時期があった。また、参加者の少なさも感じた。来年度も続けていきたいと思っているので、開催時期・募集対象・内容をよく検討したいと思う。 また募集方法も検討が必要だと感じた。『市民と市政』に掲載してもらったが、『くわがた』についてなどの記述が載せられなかったため、疑問が残る形になってしまったように感じた。チラシ・ポスターも公民館・野外活動センターのみの配布になってしまった。 もっとたくさんの方に見ていただけるよう、たくさんの場所に配布させてもらえばよかったと感じた。 【4】今回の活動は野外活動センターの主催事業と並行して企画していたため企画をする際の時間調節が困難であった。実施日が長期休暇中ということも重なり、くわがた会員間の交流を目的にしながら参加者が少ないとういう残念な結果になってしまった。今後の課題として、本来の目的を達成するためにも実施時期をよく吟味しなくてはならない。 「闊歩かっぽひろしま」は自然の変化を感じると共に会員間の交流を図るため、サークルの活動を円滑にする要素の強い主催である。今後も継続していき、本活動の内容を充実させていきたい。 |
活動を終えての感想・意見等 |
【1】自主研修で講師の先生を迎えるに当たって、講師の先生と連絡をとりあったり、交渉したり、今まで経験ないことを経験することが出来て、勉強になった。 キャンププランニングを学ぶことによって、自分たちに足りなかったもの、課題が見えてきたように思える。学んだことを活かして、楽しいキャンプを企画し、くわがたの集団力をアップしていきたいと思う。 【2】今回の自主研修は担当者自身が一度は野外活動センターでやってみたいことを中心にプログラムを組んだ。本当にしたいことばかりだったので、準備段階から図書館に通ったりと前向きに活動に取り組めたのではないかなと思う。また、担当者自身が楽しみながら計画・実行をしたせいか参加者の方の感想も満足したものが多かった。主催を提供する側が自信を持ってそして本当にやりたいことを提供していくことが参加者へプラスにつながると言うことも学んだ。この学びを今後の野外活動センターで行われる主催、また将来職に就いたときに生かしていけたらなと考える。 【3】久しぶりのファミリー対象のキャンプだった。子どもだけのキャンプとは一味違う経験をすることができた。保護者の方への対応など、教員などを希望するスタッフが多いため、非常に勉強になった。普段家庭では見ることができない家族の姿を見たという方もおられたのではないかと思っている。また、久しぶりに家族全員が揃ったという家族の方もおられ、久しぶりの家族の時間を使い、私たちのキャンプに参加してくださったことに、とても喜びを感じた。 【4】くわがたは常に野外活動センターの主催事業の企画に追われているため、35名が常時細かに情報を交換したり交流を図ることは難しい。今回小グループで活動することにより、普段話すことが少ない会員同士でのコミュニケーションが実現できた。参加人数が少なかったとはいえ、目的は達成できたと考える。また、企画するにあたって担当者の時間調節が困難だったと挙げたのだが、その困難な中でもそれぞれの経験とアイディアを活かしたことで目的にそった活動となった。 マツダ財団からの支援金について、救護車及びガソリン代として活用させていただいたが、救護車があることで安心して活動することができた。今後も安全に配慮しながら幅広い活動に取り組んでいきたい。 |