助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 山口県日中友好教育基金会 |
中国山東省と山口県の青少年の友好交流による国際理解の促進事業 | 地域 | 山口県周南市 |
代表者 | 会長 矢吹 欣一 | |
支援金額 | 35万円 | |
活動概要 | ||
中国山東省学生友好訪日団を、山口県に招聘して日本の青少年の国際理解の促進と日本と中国の青少年の友好交流に努めた。 (1)訪日団は長門市の長門高校を訪問し、長門高校の生徒と教職員との意見交流を行った。 (2)山口市徳地町の国立山口徳地青少年自然の家で交流会を行い、国際理解の促進に努めた。また、日本側高校生も中国人と合宿して、友好交流を深めた。 (3)中国側、日本側ともに、マツダ(株)防府工場を見学・研修して日本の工業技術の優秀さについて認識を深めた。 |
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実施時期: 7月23日 長門市・長門高校及び山口市徳地・国立徳地青少年自然の家 7月24日 防府市・マツダ(株)防府工場 |
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参加人員: 7月23日 長門高校(中国人39名 日本人40名 計79名) 徳地青少年自然の家(中国人63名 日本人82名 計145名) 7月24日 マツダ(株)防府工場(中国人49名 日本人33名 計82名) 参加総人員 延306名 |
《長門高等学校での交流会》 | 《訪日団の小中高生》 |
《交流会・二胡演奏》 | 《交流会 よさこい》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・中学生訪日団は、韓国(7/12〜20)及び和歌山県(7/25〜27)に比較して山口県では日本人の青少年と交流ができ、また、マツダ(株)の工場見学をし、大変有益であり感激したとの御礼連絡があった。 ・日本人高校生(桜ヶ丘高校、防府商業高校、山口中央高校)は、中国人学生と交流ができて、楽しく、かつ参考になったと述べ、長門高校も来年もぜひ訪日団に来訪して欲しいとの意見があった。また、マツダ(株)工場見学によって、自動車産業の素晴らしさを感じたと述べた。 ・ホームステイの受け入れ家庭から本年度の1泊2日は短いので、来年からは2泊3日にして欲しいという意見が多数あった。 ・中国人のホームステイのために、大阪の親族を呼び寄せたという家庭もあった。 ・現在の政治的な日中間の対立は、今回の交流会にはまったく影響は感じられなかった。 |
苦労した点 |
・当初、中国山東省側より、訪日団の団員数50名と連絡を受けていたが、6月下旬になって、63名と13名の増加を要請され、宿泊先の確保等について困惑した。 ・マツダ(株)防府工場の見学についても、中国人50名日本人30名合計80名としていたが、マツダ財団の助成目的が、日本の青少年の国際理解の促進にあるため、中国人49名、日本人高校生33名合計82名とし、中国人14名は山口県庁訪問にした。午前と午後の2班の見学研修にすべきであったと反省している。 |
今後の課題・発展の方向性 |
訪日団引率者の山東省人民対外友好協会の意見では、2007年度も山口県を訪問し、日本人高校生との交流会の実施とマツダ(株)防府工場の見学を希望している。 |
活動を終えての感想・意見等 |
日本側及び中国側ともに青少年の友好交流と国際理解の促進に多大な成果があった。特に、将来の日中両国を担う青少年の交流は重要である。 |