助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2006年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 光紙芝居
光紙芝居ギャラリー展 地域 山口県光市
代表者 会長 末岡 美由紀
支援金額 20万円
活動概要
これまで、多くの方に光紙芝居を楽しんでもらってきたが、さらに多くの人に直接ふれてもらい、地域の歴史や文化に興味を持っていただけるよう、紙芝居原画展を開催し、会期中、紙芝居も上演した。途中、原画の入れ替えもし、31作品すべてを見ていただけるよう努めた。また、光市文化センターでも、作品の一部を同時開催した。
特に子どもたちのためには、特別企画「かいてみよう!みんなで紙芝居」ということで、地元に伝わる話をもとに作った紙芝居「永大橋のかっぱ」を上演し、最後の一枚を残して、話の続きを自由に描いてもらった。描いてもらった絵を終了日まで原画と一緒に会場に展示し、5月5日の子どもの日に、ポストカードにしてプレゼントした。同時にボランティアの高校生と一緒に子どもたちみんなが描いた大型絵も、会場入り口に展示してもらった。
実施時期:
2006年4月12日(水)〜5月7日(日)光ふるさと郷土館
参加人員:
会期中イベント
4月12日 60名 
4月23日 35名
4月28日 75名 
5月5日  70名
参加総人員 240名

紙芝居原画展の会期中、光ふるさと郷土館の来館者は548名で、うち8割の方は、原画展を見てくださったようだ。光市文化センターにも数10名の来館者があった。
《会場》
会場 会場
   
会場 会場
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
【1】今回の企画は、会場となった光ふるさと郷土館からの提案を受けて開催することができのだが、今後、光ふるさと郷土館で、定期的に上演して光市の民話を伝えてほしいとの依頼を受けた。
【2】各報道機関に原画展の案内をお願いしたところ、ほとんどの報道機関に取材に来てもらえ、新聞・テレビ・ラジオで広く紹介され、多くの方に会の活動を知っていただけたとともに、光市の民話を紹介する事ができた。
【3】上演依頼を受けた。(市内の小学校・老人憩いの家・老人福祉施設のディサービス・グループホーム・公民館主催の歴史探訪)
【4】光市の広報誌を見て、光市文化センターより依頼があって、文化センターでも同時開催することができた。また、文化センターより、紙芝居のもとになった話に関する資料を貸し出してもらい、展示することができた。今後は、行事等があれば支援したいとの力強い言葉をいただいた。
【5】「光紙芝居」の地域における需要や、活動内容の重要性などを改めて考え直すいい機会となり、今後は中身のあるものとするために、もっと勉強していきたいという会員からの意見が出始めた。
【6】市内の附属小学校で開催される山口県小学校教育研究大会で発表される研究授業で、紙芝居の上演を依頼された。郷土学習の授業の中で、紙芝居を上演して欲しいとのことである。
【7】その研究授業のために、事前に、郷土のことを題材にした紙芝居を子どもたちに描かせ、幼児に上演させようという計画があり、紙芝居作成と上演の指導をして欲しいとの依頼を受けた。
苦労した点
【1】会費のみで成り立っている会なので、今回のような大きな企画を開催するに際し、マツダ財団から支援をいただけたことは、ほんとうにありがたいことだった。
【2】必要な機材・道具や舞台などの調達、見積もりのために、何度も打ち合わせ足を運んだ。
【3】多くの人に会の活動を知っていただくよう、チラシを5500枚印刷したが、その際、市社会福祉協議会の協力を得た。
【4】チラシの配布については、市教育委員会・市児童福祉課の協力を得て、各公共機関に配布することができた。
【5】各新聞社地方支局・地元新聞社へ原画展の案内の掲載を依頼したところ、ほとんどの新聞社が取材に来てくれ、記事として掲載してもらえた。
【6】会員の得意とする分野で(習字・飾り付けの創作・パソコン・運搬・上演・会計・広報活動など)分担して企画を切り盛りしたが、大きな行事だったので負担は大きかった。しかし達成感は大きかった。
【7】原画展自体が始めての事だったので、どのような形でPRしたらよいのか、又、展示方法など、準備段階から色んな方の意見を聞いて案を煮詰めていった。部外者との連携も取れ始めた。
【8】子供たちが紙芝居の続きをかく企画の導入部分について、幼稚園や絵画教室の先生、子供に携わっている人などに意見を聞いた。
【9】特別企画の当日、高校生と保育士さんのボランティアの協力を得ることができた。
【10】地方史研究会の方からも、資料の提供を受けた。
【11】光文化センターや光図書館などから、スケッチブック・水入れ・筆・パレットなどをお借りする事ができた。借りていたものを子供たちに使わせるので最後まで管理に気を配った。
【12】5月5日子どもの日のイベントのために、地元の株式会社カンロより、あめの提供を受けた。
今後の課題・発展の方向性
【1】原画を使って上演するわけにいかないので、全ての作品を複製することになるが、複製費が高く今後の課題である。
【2】紙芝居の道具、荷物一式大所帯となっているので、会期中は光ふるさと郷土館に置かせていただいたが、この大切なものをこれから何処に保管していけばよいか大きな課題となっている。
【3】今回、原画を展示する際、地方史研究家が逆に興味を持たれ、資料を提供してくれたが、今後は、地方史研究会とも連携を持つことができたらよいと考えていたところ、バックアップしていただけることになった。
【4】スタッフの充実(紙芝居作成者・演じ手・各行事のときのお手伝いボランティア)
【5】新しい紙芝居の作成
【6】紙芝居のもとになった民話の発祥の地を訪ね、話のできた由来・歴史的背景などについて学ぶ。
【7】地元に伝わる民話をもとに作った紙芝居が郷土学習に適しているということで、今後、小学校での上演依頼がふえていくだろう。紙芝居を通じて子どもたちに、どのようにふるさとの話を伝えていくかを考えていかなくてはならない。
【8】会の目的でもあるが、紙芝居を通して、地域のより多くの人にふるさとの民話を伝えていく。
【9】他の地域で、同じような活動をしている会とのネットワークを持つ。
活動を終えての感想・意見等
地域の多くの方々の協力を得て開催に至り、たくさんの方々に会の活動を知っていただくことができとても嬉しく思っています。と同時に、中身のあるよいものを広めていかなければならないという責任も感じています。また、マツダ財団には、資金面でバックアップをしていただき、助成あったからこそ、このような大きな企画に取り組めたのだととても感謝しています。
会期中の特別企画で、子どもたちに絵を描いてもらったことは、小人数でしたが、とても充実した内容で、地域の大人と子どもがともに楽しい時間を共有でき、交流することができました。子どもたちは大人の想像を越えて、自由にのびのびと絵を描き、自然との共生を逆に大人たちに教えてくれ、子どもたちに、やさしさやおもいやりが育っていることをうれしく思いました。今後も、地域の人と子どもたちとのふれあいの場を提供していきたいと考えています。

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