助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2006年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 ひろしま音読の会
ひろしま音読の会 公演事業 地域 広島県広島市
代表者 代表 森岡 三恵
支援金額 30万円
活動概要
日本語の美しい響きを音読で伝えたい、被爆体験記や詩、原爆をテーマにした文学作品などの朗読を通して、主に子供達にヒロシマを伝え、被爆体験の継承につとめたい。こうした思いから広島在住の元・現アナウンサーが中心になって2000年秋に発足した。
月2、3回の勉強会を重ね、夏・秋・春3回公演の他、公民館や学校など地域での朗読活動を日常的に行っている。
実施時期:
2006年8月3日(木)
「ヒロシマを朗読する しまってはいけない記憶〜被爆体験記を語り継ぐ〜」公演
広島平和記念資料館メモリアルホール
参加人員:
ひろしま音読の会会員        19名
広島市立舟入高等学校演劇部員   6名
技術、照明などのスタッフ       7名
参加総人員  32名
《ヒロシマを朗読する》
ヒロシマを朗読する ヒロシマを朗読する
ヒロシマを朗読する ヒロシマを朗読する
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
2006年8月の公演には広島市立舟入高等学校演劇部員6名が参加した。
部活の合間を縫っての練習への参加だったが、被爆体験の継承の意識がさらに高まったように見受けられた。公演会場には多数の高校生が観客として訪れた。また広島女学院中学校放送部員が関心を持ち練習段階から見学に訪れ、コンクール作品を制作した。
広島女学院中学校放送部員より、自分達も是非公演に参加したいとの申し出があった。
苦労した点
1.2006年8月3日の公演について
舟入高等学校は、演劇部活動が活発なため、我々会員との合同練習の時間があまり取れず調整が大変だった。
2.2007年3月3日の公演について
2006年に引き続き広島の昔話に取り組んだ。
「語り」の世界は朗読と異なり、表現の仕方が難しいことを改めて実感した。
RCCのOBで本「ひろしまの昔話」を編集をされた方のお話を聞いて、むかし話の定義などを勉強した。
今後の課題・発展の方向性
もっと多くの小・中・高校生に被爆体験の継承に関心を持ってもらえるような発表会のあり方を今後、考えていかねばならないと感じた。
活動を終えての感想・意見等
被爆60年のような節目の年には朗読の機会が数多くあったが、そうでない年には少なくなってしまう。我々は毎年地道にこの活動を続けていくことが大切だと考えている。

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