助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2006年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 邦楽グループ城友会 |
放課後文化伝承児童ふれあいサロン | 地域 | 広島県豊田郡大崎上島町 |
代表者 | 代表 宗廣 八江美 | |
支援金額 | 35万円 | |
活動概要 | ||
【1】 学校との連携によって実施。 総合学習取り組みの中で4年生を対象に文化伝承邦楽の部で「箏」の指導にあたる 【2】 自主練習教室 4年生で1年間を終え、興味のある児童の継続指導。また、低学年で興味のある児童を学童保育(こどもサロン)開設において「箏」の指導を通して伝承しました。 【3】 練習成果の発表の場づくり。また、高学年で熱心な児童は大人と一緒に地域の文化協会発表会等に出場するまでになっています。 |
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実施時期: 18年度年間を通して事業実施 公共施設利用 |
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参加人員: 練習日 16×4回×10ケ月= 640名 自主練習10×8回×12ケ月= 960名 発表会等 8回開催 = 1,300名 参加総人員 約2,900名 |
《箏爪合わせ》 | 《練習中》 |
《発表会》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
お稽古事は挨拶に始まり挨拶で終わりますが、姿勢がよく丁寧な挨拶ができる子供たちに変化するのがよく判ると関係者から感謝されます。 |
苦労した点 |
【1】 琴爪を一人ひとりに合わせて作ること。 【2】 琴の保管場所とあわせて練習場の確保。 【3】 発表会の度「琴・立奏台」等々の搬送が大掛かりである。 【4】 自主練習参加者が女子児童に限られる。 【5】 同じ練習量でも個人差が出てくるので、次の課題曲に入るときのバランスが難しい。 【6】 左利きの児童がいること。 【7】 それぞれの家庭に「琴」がないので、練習日の回数を増やす。 |
今後の課題・発展の方向性 |
【1】 子供たちへの指導は今年で8年目を迎え、上記記述のとおり課題は毎年同じ問題点を引きずっていますが、特に中学生になり、大人と一緒に高度な曲に挑戦できるようになる頃に、クラブ活動や受験のために2年生の夏休みに止めてしまう。 【2】 会費を徴収していないためか、保護者の意識が薄い。 自主参加の保護者には参加中の事故等は会での責任は重過ぎるので了解を得て実施していますが、指導日数が年間約100日、4年生で自主練習参加者はプラス40日で膨大な練習量のため、会費の徴収を考えている。今日の社会現象が子育てを地域で支援するということが関係しているのか、機会を見て話をするが保護者の方から声が上がらない。 【3】 充分に琴を用意するとそれだけ維持管理費がかさむ。 |
活動を終えての感想・意見等 |
子育ては地域で支援することが当然の社会に感じられる今日。全てがそうではないかもしれませんが、私たちも手取り足取りしすぎているかもしれません。何をするにも財政的な面が大きな課題になりますが、今年はお蔭様で「マツダ財団青少年健全育成関係」で無事文化伝承「箏」の伝承指導を終えることが出来ました。 |