助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2005年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 青少年育成川地町民会議
「夢を育てるプロジェクト」
〜宇宙飛行士と無線で交信しよう〜  
地域 広島県三次市
代表者 会長 蔦川 清登
支援金額 30万円
活動概要
・英語に親しむ活動・・・英語教室(文法・ヒヤリング・英語遊び)
・科学に親しむ活動・・・星や月を見る会、お話しを聞く会〔実験を通して〕
宇宙ステーションの模型製作、ラジオの組み立てアマチュア無線体験、活動を終えた気持ちを感想文に表す
・活動記録の冊子作成
実施時期:2005年1月〜2005年11月
川地コミュニティセンター(主たる活動場所)
2005年11月3日(文化の日)
三次市立川地小学校屋内運動場(交信場所)
参加人員:
・児童:666名
・スタッフ、地域、保護者、交信日来賓者:395名
参加総人員 延べ1,061名
ゲルマニュウムラジオ作り 英会話の練習
《ゲルマニュウムラジオ作り》 《英会話の練習》
風船で学んだロケットが飛ぶわけ ただいま交信中
《風船で学んだロケットが飛ぶわけ》 《ただいま交信中》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・青少年育成川地町民会議が主管として継続している青少年健全育成活動以外で、子供たちが二度と経験できない体験を地域住民から提案いただき、地域(地域住民 ・学校・保護者・行政)で子供たちを育てる意識の高揚に繋げることができました。ややもすると、マンネリ化しがちな活動に、良いカンフル剤になったと思います。
・青少年育成川地町民会議の活動は、地域活動であるが、なかなかその活動を全住民に周知徹底されていません。今回の活動は、団体の活動を地域住民の皆さんに理解していただく一役を担うことができました。そして、この活動の意義を理解していただき、参加保護者が活動継続の主管としてのサークル(川地えいえいgo!)が12月に立ち上がった。なお、この活動に欠かせない英語講師の派遣を三次市から協力を得ることができました。
苦労した点
地域の現状(少子高齢化・過疎地)を考えると、夢のような活動であることを踏まえ、
・活動の内容を、児童や保護者に理解いただく参加の体制づくりをすること。
・中学校区(3校)の児童を対象としたので、スタッフの連携を図ること。
・当初計画になかったので、活動予算の確保。
・交信日が、予期した以上に早まり、子供たちの学習計画や施設準備にゆとりが無かったこと。
・活動の目的や内容を理解していただき、協力体制(後援・支援・協賛)を構築すること。
今後の課題・発展の方向性
I T 時代を迎え、いろいろな可能性が出てきたが、まだ日が浅く地域性から考えても一般化されるには時間が必要です。また、保護者は、今まだ厳しい経済社会に置かれて、忙しく働き、家族のコミュニケーションづくりが難しいようです。しかし、子供たちや地域に目を向け、現代の人間が失いかけた人と人の輪を大切にすることを、将来の日本や世界を担う子供たちに伝え育てていただきたい。高齢化率36%(3校の児童数を合計しても100人程度)の地域でありますが、年配者はこれを応援し、皆で地域づくりを行うことが大切と思います。今回できたサークル「川地えいえいgo!」を、地域の子供たちが夢をもって世界に通じる社会人となれるきっかけづくりに活かしていけることを希望し、支援もしていきたいと思います。
活動を終えての感想・意見等
子供たちのみならず、大人にも夢を与えていただきました。
子供たちの頑張りに、力強さを感じました。
財団法人 マツダ財団様を始め、皆さんのご協力とご支援に深く感謝申し上げます。

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