助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2005年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 夢プラン健康ふちゅう21 実践プロジェクトチーム |
夢プラン健康ふちゅう21実践プロジェクト | 地域 | 広島県安芸郡府中町 |
代表者 | 会長 清水 信代 | |
支援金額 | 30万円 | |
活動概要 | ||
(目的) 府中町健康づくり計画「夢プラン健康ふちゅう21」に基づき、町民が主体となり地域の現状、課題を抽出、整理し事業計画を立て健康づくり活動を実施し、健康で活力あるまちづくりを推進する。 (目標) 1、町民の健康意識の向上 2、健康づくりを地域ぐるみで支援する仕組みの構築 3、活力ある町づくり、人づくりの推進 (内容)町民が中心となり、健康づくりの実践プロジェクトとして ・人材発掘・健康マップづくり(子育てマップ、お花マップ、お散歩マップ) ・健康かわら版・子育て支援(子育て情報誌づくり、子育てサロン) ・食育・地域連帯を設定し、地域ぐるみで健康づくりの活動を展開している |
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実施時期:平成17年4月から平成18年3月まで 府中町内一円 |
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参加人員: 会議 110人 実践プロジェクト活動 1,575人 まちづくりセミナー 135人 参加総人員 1,820人 |
《お花マップ 椿の苗の植樹》 | 《お散歩マップ》 |
《子育て支援 オープンプレイルーム開催》 | 《食体験 お好み焼き体験》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・人材発掘 自分自身が企画する楽しみ、喜びを味わい、自信が持てた。 ・健康マップづくり 【1】子育てマップ ファミリーサポートセンターやシルバーママサービスなどの育児に必要な社会資源と連携し情報伝達できた。また、ハーモニカ演奏や秋みつけなどを通し、世代間交流や地域とのふれあい、自然の中での多くの感動を得ることができた。 【2】椿マップ 町内にある自然いっぱいの里山についてや府中町の町花である椿のすばらしさや場所を伝えることができた。また、メンバーの豊かな感性によるコミュニケーション、自分の体験を行動に生かせた。 【3】お散歩マップ 小学生との交流を通して、世代間交流の楽しさを味わい、学校とのネットワークができたため、活動に広がりができた。また、今回の企画等を通してそれぞれが持っている特技等を揮し、お互いに元気になれた。 ・健康かわら版 メンバーが新しい活動に挑戦し、地域に根ざした題材や人材を発掘し、伝える活動を楽しむことができた。また、投稿記事を掲載し、地域と情報のキャッチボールができた。 ・子育て支援 イベントや情報誌を通して、夢プランやグループを知ってもらえた。お母さん方の多くの声を聞き、子育て支援の必要性、ニーズを知ることができた。また、グループ内の交流が広がり、各育児サークル同士のつながりや夢プランのほかのグループ(世代の異なる人)と交流やより活発な意見交換ができた。活動を通じてメンバーが元気になった(精神的成長・自分の新たな成長に気づく、ストレス解消等) ・食育 【1】食体験 グループ内でのコミュニケーションが取れて相手の価値観を尊重しつつ、信頼関係もできた。情報伝達をして地域の輪を広げることができ、仲間も増えた。また、自分の体験・経験を生かしそれぞれの特技が発揮されてきた。地域で活用できる畑を地域とのふれあいの中で見つけて借り、ねぎを作り、イベントで使用し、「食材を自分でつくる」という視点をもつことができた。 【2】朝ごはん メンバーの今までの体験・経験を活かした活動により、幼児〜小学生とその親に対して朝ごはんの大切さを去年より多くの人に伝えることができた。また、出前講座では、より多くの地域の人と交流し、食を通して食の楽しさと食に興味を持つことを伝えることができた。さらに夢プラの活動について周知することができた。 ・地域連帯 地域に人の輪が広がり、人とのつながりの大切さや地域の情報(人材)を伝えることができた。また、自分自身が企画する楽しみ、喜びを味わい、自信が持てた。 |
苦労した点 |
予算の獲得が困難で、活動に工夫が必要だった。しかし、かえって自主性や創造性が生じ、当初の予想を上回る活動の広がりがあった。外部へのPRは、手法が未熟であり、不足していたため、活動の知名度が低かった。 |
今後の課題・発展の方向性 |
地域づくり、健康づくりに求められる活動者としての町民の活動リーダーが、自らの活動への自信や周囲からの評価につながるため、活動のPRに力を注ぎたい。また、知名度を上げることで、活動をより広がりのあるものとしたい。併せて、地域活動支援などの助成金の申請などで予算を獲得する知恵や手法を身につけることで、活動をダイナミックに拡げていきたい。そのために今年度、体得した活動者一人一人が地域づくり・元気づくり・仲間づくりへの技術を高め、さらに地域での連帯、仲間づくりに生かし、進めていく必要がある。 |
活動を終えての感想・意見等 |
私は、「夢プラン健康ふちゅう21」には計画の策定段階から関わってきた知人の紹介で、初年度から参加しました。プロジェクトメンバー募集の案内チラシを見て話を聞いた時、自分達が楽しみながら元気づくりができ、それを町民の皆さんに広げることで、元気、活気にあふれたまちづくりができるなんて本当に夢のようなワクワクするプランだと思いました。そして9つのプロジェクトチームへ入るきっかけは興味からであったり得意分野であったり、誘われたりと人それぞれですが、仲間や町民、他の自治体との交流会などでいろいろな人達とふれあう中でメンバー自身も自己成長し、実践活動も1年目、2年目と着々と実を結び元気の輪が広がりつつあると思います。また、私達の活動が前進できるのはさまざまな学びの場や財政支援、又、イベントへの参加などで多くの方々の協力があってこそと感謝しています。平成17年度の実践プロジェクトの活動を終えて、これからも楽しく、ますますの元気発信に努めていきたいと思います。 |