助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2005年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 周南おもちゃ病院
平成17年度・周南おもちゃ病院の活動を通じた子供達の科学する心の育成 地域 山口県周南市
代表者 病院長 山本 精一
支援金額 20万円
活動概要
[周南おもちゃ病院設立の主旨]
1.壊れたおもちゃを治すことにより、「使い捨て意識の改善」に資すると共に、子供の目の前でおもちゃを分解して内部構造を一緒に観察し、子供達の「科学する心」「物を大切にする心」を育てる。
2.修理に参加するシニアの「生きがい」を醸成すると共に、協力市民、学生などの「ボランティア意識」を啓発する。
上記主旨に基づき、平成17年度はおもちゃ病院定期開院を12回、不定期開院5回行うと共に「サマ−スク−ル」3回、「もの作り工作教室」を4回開設しました。 なお、平成18年3月末現在の病院人員構成は、ドクタ−18名、ナ−ス(2回以上参加した徳山高専学生)14名、監事2名、顧問5名の合計39名。
実施時期:定期開院〜毎月第3日曜日(年間12回)  場所:徳山駅ビル3F 大会議室
参加人員:
病院側人数(17回開催)256名
故障おもちゃ持参親子 約680名
夏休みもの作り教室(7回開設) 144名
参加総人員 約1,000名
定期開院 定期開院
《定期開院》
夏休みのドリームスクール 夏休みのドリームスクール
《夏休みのドリームスクール》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
1.周南おもちゃ病院をモデルに宇部市においても昨年暮より宇部おもちゃ病院が開院することになった。
2.本年1月7日、及び3月30日 光市の小児科病院(個人病院)よりおもちゃ病院開院を求められ、出張開院し、多数のおもちゃを治して感謝された。今後も引き続き開院して欲しいとの要請を受けている。
苦労した点

今後の課題・発展の方向性
・3月に周南市で少年少女発明クラブを今秋スタートさせるとの方向づけがなされた。
山口県の工業の中心である周南地区での発明クラブの設立が出遅れていたのである。
周南地区には大手メーカーが多く、その特徴を受けたクラブになると思われるので、当おもちゃ病院ドクターにも指導者としての協力要請が来る筈である。
健康に留意し、お互いに励まし合って、少年少女の指導に努力したいものである。
・一昨年以来行っている夏休みドリームスクール(万華鏡、徳山湾立体模型つくり)は、新たな視点からの工夫も考えて強化する。
活動を終えての感想・意見等
・ボランティアはPlan.Do.Seeではなく、Do.See.Planだ。型が決まっておらず、動いて初めて分ることがある。
・老人の健康は気力で保てる。若者が減ったので定年延長し、更にその後はボランティアで生涯現役を目指せ。
・人口維持拡大は国の大事。いくら少年少女を指導しようにも、数が減るのでは話にならない。男女共同参画で討論するよりも、男女共同参画の第一歩は、子づくり、子育て」と知るべし。

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