助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2005年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 ひろしま平和芸術週間実行委員会
ボランティア演奏による青少年社会貢献プログラム 地域 広島県広島市
代表者 代表 升島 努
支援金額 30万円
活動概要
世界中の人が集まる8月の広島において、その世界中の方々を平和な心をもった音楽のボランティア演奏で、街中音楽をというタウンコンサートでお迎えし、そして、アステール大ホールでは、子ども達を対象とした子ども達による無料コンサート(こどもファンタジア)で、音楽の夢を描き、参画する青少年が、自分たちが社会の一員であり、支えられ、社会貢献できる存在であることを経験する。
実施時期:
2005年8月4日 こどもファンタジア「光と世界の子どもたち」
場所;広島アステールプラザ 大ホール
2005年8月5日 タウンコンサート
場所;パルコ横、そごう1階、広島ガスLIP
参加人員:
広島ジュニアオーケストラ(46名)、安田女子中学高等学校(13名)
広島工業大学附属広島高等・中学校(11名)
エンジェルフィッシュ音楽クラブ(17名)、山陽女学園高等部(2名)
エリザベト音楽大学附属音楽園(14名)、広島シ゛ュニアマリンハ゛アンサンフ゛ル(19名)
参加総人員;122名
子どもファンタジアー光と世界の子どもたち 子どもファンタジアー光と世界の子どもたち
《子どもファンタジアー光と世界の子どもたち》
タウンコンサート タウンコンサート
《タウンコンサート》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・タウンコンサートでの青少年の演奏という活動が、自身が社会の中で認められる存在であることを認識させ、また、拍手で賞賛されることで、社会に貢献できる存在であることに気づく。更に、ホールコンサートでは、観客の子どもや大人とも心を通じ合い、かつ文化も価値観も異なる様々な人類のありように、改めてその価値観の広がり(国際性や同じ人間としての存在の意識など)を感じることができた様だ。
・すでに、昨年から始めた8月のこの時期を芸術を通して街の文化創りにとのコンセプトは、広島市のコンサート企画や、他の平和を芸術を通じて伝えるという活動を引き起こし、今年は60周年もあって、実に多種多様な企画が産まれている。また、タウンコンサートは地元の皆さんの足を止め、また、ホールコンサートは、沢山の子どもと大人の笑顔を国際感覚の高揚をもたらし多くの方々から感謝された。
苦労した点
・市議会で否決されたコンサートと間違えられ、企業の協賛を頂きに回るタイミングが遅れて、予算面で大変苦しい思いをした。今年も全体で250万円の持ち出しを余儀なくされた。多くの人に共感を産む活動であるだけに、財政面での基盤作りが最も急がれる。その面からも、予算を活動の先に振り込んで下さる本財団の制度は、本当にありがたかった。
・参加者は年々増加傾向にあり、活動の方向は間違っていなかったと確認できた。予算の関係では大きな宣伝が出来ないのが辛い事であった。
今後の課題・発展の方向性
・今後は、本当に8月は広島は、「平和な心を持った芸術で満たされた街」にしたく、特にタウンコンサートの日数を増やして行きたい。しかし、まずはそれを純粋な心で支え得るスタッフを育成することが先決である。
・原爆ドーム前の親水テラスで行われていた地球ハーモニーのコンサートが、来年からはhapeaceの企画となる。いつかは、世界中のアーティストが来てくれる芸術の殉教の地といつの日かなれるように、純粋な心でこの活動を地道に続けて行きたいと思います。
活動を終えての感想・意見等
とにかく、疲れました。お金に余裕がなく、研究室とその室員を巻き込み、皆に大変な苦労をさせたのが、大きな反省点です。人を幸せにすることは、これほどまでに辛いことかと思い知りました。

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