助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2005年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | はっぴいきっず |
知的障害児の余暇活動(自主保育活動) | 地域 | 広島県広島市 |
代表者 | 代表 木原 邦子 | |
支援金額 | 20万円 | |
活動概要 | ||
今まで知的障害児の余暇活動で月1回の遊びの会と、長い休暇のキャンプに参加して子供達はボランティアさんたちとの関わりの中で、成長することができました。 この度、自閉傾向のある(大きな集団が苦手な)子供達の為に少人数の遊びの会を立ち上げ親とボランティアとで子供の育ちを続けて支援していきたいと考えています。子供達の笑顔が沢山みられる場にしたいと思っています。 | ||
実施時期:2005年4月〜2006年3月末まで :中央公園、身障者福祉センター、東区福祉センター、似島臨海少年自然の家 空城公園、YMCAコンフォレスト湯来、クアハウス湯の山 |
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参加人員:99名 |
《プールの中でじゃんけんぽん》 | 《キャンプの前に集合写真》 |
《ウォータースライダー初体験》 | 《ビリヤード初体験》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・マツダ財団様からの支援のおかげで、活動費や食費、特にボランティアの交通費をまかなうことができたので、ボランティアの確保もし易くなり、会として、充実した内容の活動をすることができました。 ・身障者センターを基盤に活動していたので、いろいろな団体との情報交換もでき、はっぴいきっずの活動に共感された方が、福山で同様の会を発足されたと聞きました。 ・子供の発達保障を目的にしている為、ボランティアは大学の教育学部限定にしていて、将来教師を目指す若者たちばかりです。「活動に参加して、子供たちと深く関わる中で、障害理解に繋がったし、学習にもなった。」「積極的に地域の学校に教育支援ボランティアにも行くようになった。」などと言われ、ボランティア育成にも一役かっており、今後の彼らの活躍を期待しているところです。きっと社会に貢献してくれるものと信じています。 |
苦労した点 |
マツダ財団様の支援がなければ、予算がとても厳しく、親の負担もかかり、活動の継続は難しいものになったと思います。 外部へのPRとしては、身障者センター内で他の団体との情報交換をしたり、活動の写真を撮って会のことを知って頂くようにした。 参加者については、ボランティアとの活動日の日程調整に苦慮しました。月によっては、個別に活動したこともありました。 活動をコンスタントにすることで、場所もですが、地域の方々に子供を知って頂き理解が得られると思います。最近は顔を覚えてもらい、声をかけて頂けるようになりました。 |
今後の課題・発展の方向性 |
・ボランティア確保・・・大学生なので卒業していく為、新入生の確保が必要である。(子供たちの個性が強いので、慣れるまで時間がかかるとか、相性の問題も生じる) ・発展の方向性・・・活動自体は、定例は拠点を決めて、子供たちの負担にならないよう、プール中心の活動と料理や自由遊びを組み込み、夏はキャンプ、冬にはお泊り学習と四季を感じさせる充実した活動ができた。子供たちにとって続けるという事がとても大切な学習となるので、今後も維持していきたいです。 |
活動を終えての感想・意見等 |
マツダ財団様の援助のおかげで、何とか会を運営する基盤ができました。これからも地域に理解と協力を得ながら子供の発達と笑顔のために、活動を続けていきたいと思います。ご支援いただき、本当にありがとうございました。 |