助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2005年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | ひまわり |
東広島おもちゃ図書館ピノキオ「ピノキオランド」 | 地域 | 広島県東広島市 |
代表者 | 代表 増井 里恵 | |
支援金額 | 35万円 | |
活動概要 | ||
東広島おもちゃ図書館ピノキオの一般公開行事「ピノキオランド」を実施し、子ども達がおもちゃで楽しく遊べる場所を提供した。併せて、運営するボランティアの社会経験の一環として、主体的に取り組めるように支援した。 | ||
実施時期:4回実施 2005年5月28日、8月27日、12月17日、2006年2月18日 東広島市立寺西公民館にて |
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参加人員: ・5月28日 子ども68人 ボランティア11人 招待者2人 保護者未集計 ・8月27日 子ども19人 ボランティア7人 保護者未集計 ・12月17日 子ども27人 ボランティア6人 保護者未集計 ・2月18日 子ども21人 ボランティア5人 保護者未集計 参加総人員 166名(保護者除く) |
《おもちゃのまち》 | 《縁日”わなげ”に挑戦》 |
《クリスマス会》 | 《ハンドベル”きらきらぼし》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・子育て支援団体との横の連携は、残念ながら築けなかったが、個人レベルでの交流は持てたので、今後発展させたいと考えている。 ・年4回の開催だったが、「子どもが楽しみにしているんですよ」、「ピノキオランドに行くと言ったら、とってもいい子なんですよ」という声を聞き、保護者ではなく幼い子どもに支持される活動になった。 ・良し悪しをストレートに表現してくれる子ども達が「楽しい」と評価してくれたことで、 この地域に必要な場所の1つになったのでは、と思う。 |
苦労した点 |
おもちゃの図書館は、本来は障害児のための場所である。その点を理解してもらうことが大変だったが、「ピノキオランド」を一般公開行事と位置づけることで解決した。私を含めて、予算の「上手な使い方」が分からず、とにかく子ども達のために使おうと決めた。あるボランティアは「お金が使えるのに、私は何で100円ショップにいるんだろう」と言っていた。予算の使い方を、この1年で学習させていただきました。学生の中には、ピノキオランドの目的の1つ「青少年育成」について理解できず、自ら企画・準備・実行することに苦痛を感じて離れて行く者もいた。如何にして彼らの士気を高めるか、難しさを感じた。 |
今後の課題・発展の方向性 |
ピノキオのPRはもちろんのことだが、活動するボランティアのレベルアップを如何にして図って行くかが重要な課題だと思われる。そのために、ボランティア育成研修を実施し、「ボランティアを育てる場所」として成長していきたい。今後は、地域の子育て支援施設や障害児施設という位置付けではなく、あくまでも「幼い子どもが楽しめる場所」であることだけを追求することとしたい。 |
活動を終えての感想・意見等 |
学生ボランティアにとって、「自らの判断でイベントを運営していく」ことが、良い社会経験になると思っていました。しかし実際は、一生懸命がんばったボランティアがいる反面、運営責任の重圧に耐えられず、会を去ったボランティアもいます。それも個性なのでしょうが、社会へ出たら、逃げることが許されず自分の責任をきちんと果たすことが求められてきます。それをこの機会に経験させてやれなかったことが、とても残念です。 2006年度は都合により貴助成金を申請しませんでしたが、この1年間で「何となく見えてきた、ボランティアの育て方」を活かし、若いボランティアを1から育てていきたいと思います。ご支援ありがとうございました。 |