助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2003年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 山口県アスペの会
高機能自閉症及びアスペルガー症候群の
発達障害児者の為の地域支援活動
地域 山口県下関市
代表者 会長 松村 美幸
支援金額 40万円
活動概要
 障害特性を広く地域の人に知ってもらう為に講演会を平成15年6月(防府市)と平成16年2月に(周南市)で行い、大勢の人達の参加がありました。
 また、月一回行う子供達の活動もボランティアの細かなサポートを受けながら社会性を身につけるように楽しみながら様々な活動を行う事によって子供達の安らげる場・居場所にもなっています。
 親の会も専門の先生の話を聞いて勉強したり、ネットワークが広がり、地域により諸事情が異なるところもあり、西部・中部・東部と三支部に分け、各支部主体の学習会なども開催するようになり、より地域に密着した活動が出来るようになりました。
実施時期:2003年4月〜2004年3月
参加人員:児童・当事者53名 家族会員(親)52名 賛助会員(教師・医師等)29名 総参加人員 134名
夏期キャンプ 調理実習 グレープ作り
《夏期キャンプ》 《調理実習 グレープ作り》
クリスマス会 講演会
《クリスマス会》 《講演会》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・各障害者団体との横のつながりが出来た。活動を始めて一年九ヶ月のまだ新しい会だが、平成15年山口県小児保健研究会でアスペの会の活動報告する場をいただいた。
・アスペルガーという障害が犯罪と結びつくケースが新聞等でとりざたされたが、講演会や学習会など行うことにより、そうではなくむしろ被害者になるケースが大部分だという事がわかってもらえた。
苦労した点
 高機能自閉症やアスペルガー症候群の軽度発達障害をもつ子どもや家族の受け入れとして広く認知され入会希望者がとても多く、それに伴いボランティアスタッフの数も子どもの数にあわせて必要人数が増え、基本的にマンツーマンで対応していたのが、だんだんむずかしくなってきており、ボランティアの人数を集めるのに苦労している。
 会への参加希望者が増加して、従来どおりに受け入れることに問題点が生じ(上記の理由)、待機待ちする場合が出てしまいました。
今後の課題・発展の方向性
 県内の地域によって諸事情が異なるので、平成15年度は3支部に分けたのですが、この一年で会員数が増え、今後さらに増える見通しなので、今年度は下関地区・宇部地区・山口地区・防府地区・萩地区・県東部地区と6支部に分かれて、地域に密着した細かな活動を目指していきます。
 父親の会への参加の働きかけをし、オヤジの会や成人に達した当事者達の青年部会の活動を支援し、積極的に活動をスタートさせる。
活動を終えての感想・意見等
 大きな講演会を二回開くことが出来、より支援の輪が広がったような気がします。子供達の活動も萩焼体験をしたりと充実したものになりました。
 助成をいただき充実した活動が出来、感謝いたします。ありがとうございました。

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