財団ニュース

2017年(平成29年)

2017年3月17日号

マツダ財団 理事会を3月17日に開催、2017年度の事業計画、新規事業、市民活動支援対象等が承認されました(3/17)


 マツダ財団は、3月17日に理事会を開催しました。この中で、平成29(2017)年度事業計画及び収支予算、第33回(2017年度)市民活動支援対象などが承認されました。

 平成29(2017)年度事業計画書及び収支予算書につきましては、情報公開のページに掲載いたします。

 市民活動支援対象には、広島・山口両県から寄せられた過去2番目に多い110件の応募の中から、全32件、総額800万円の支援を決定しました。 地域連帯やボランティア育成などに取り組む、意欲あふれる市民活動を支援します。

 この 32団体につきましては、 こちらで発表しております。

 支援金贈呈式につきましては、以下の通り予定しております。

贈呈式(広島県) 2017年4月19日(水)13:30〜 安芸郡府中町のマツダ本社にて
贈呈式(山口県) 2017年4月25日(火)11:30〜 防府市西浦のマツダ防府工場にて


また、2017年度から新たに、新規事業「若者×ツナグバ」をスタートすることになりました。若者が希望を獲得するための活動支援を、市民活動団体等との緩やかなネットワーク型の連携により開始します。


新規事業「若者×ツナグバ」について

「若者×ツナグバ」とは、若者が希望を獲得するための活動支援を、市民活動団体等との緩やかなネットワーク型の連携により実施する新たな事業です。

2014年頃からマツダ財団は、青少年の最終ステージともいうべき「社会人になる直前の若者」「社会に出て間がない若者」に注目し始め、 「若者は、今の社会に希望を持てているだろうか…」とのテーマを掲げました。そこで、岡山で若者研究に取り組んでおられる吉備国際大学の轡田竜蔵准教授にお願いし、 委託調査・研究を開始しました。研究成果の一端は、「広島20-30代住民意識調査」や、書籍『地方暮らしの幸福と若者』(勁草書房)にまとめられています。

このほど、その研究結果を踏まえ、マツダ財団では、新規事業を発足させることとしました。

新規事業「若者×ツナグバ」では、若者一人ひとりが、社会情勢を正しく認識したうえで、多様な考え方から自分が納得のできる生き方を見つけ、その潜在能力を高め、選択肢を増やし、希望につなげていくことを目的とし、 希望の4柱(行動・対象・手段・情熱)を獲得するための「対話」「表現活動」「居場所づくり」等の活動を支援していきます。


初年度は、以下の3プログラムを実施します。
・「ワカモノ×コドモ自然学校プロジェクト」
  主担当:NPO法人ほしはら山のがっこう(広島県三次市)
・「Folks Tea Booth 自分の手で居場所をつくろう!」
  主担当:NPO法人三次おやこ劇場子育てフリースペースKADOYA(広島県三次市)
・「青少年の居場所づくり」
  主担当:府中町地域活動青年団体「志楽蝶」(広島県安芸郡)

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