財団ニュース

2013年9月26日号

マツダ財団 2013年度研究助成の決定について（9/26）
　「サスティナブルで心豊かな社会を目指して…」
　科学技術の振興と青少年の健全育成に関する研究　30件を助成します

　公益財団法人マツダ財団（理事長 金井 誠太）は、2013年度の研究助成を決定しました。
本年度の研究助成は、合計30件、総額3,200万円です。

　今年度は、全国の大学･研究機関等から330件の応募をいただきました。
その中から、選考委員会での厳正な審査、マツダ財団理事会での承認を経て、このほど
　　・「科学技術振興関係」　　全25件　（1件あたり100〜200万円、助成総額 2,800万円）
　　・「青少年健全育成関係」　全5件　 （1件あたり 70〜 90万円、助成総額　 400万円）
の助成を決定しました。

　科学技術振興関係では、マツダ財団が従来から優先的に助成を行っている 「次世代を担う若手研究者」への助成割合は、72％となりました。 また、マツダ財団が重点をおく「循環・省資源に貢献する研究」に関しては、 エネルギーや物質の循環・省資源に取り組みサステイナブルな社会に貢献する16件が選ばれました。
　このほか、社会から解決が求められている技術課題への道筋を、先進的な科学技術によって切り開こうとする、優れた研究が選ばれています。

　青少年健全育成関係では、昨年度に引き続き、青少年健全育成にかかわる市民活動の活性化に役立つ実践的な研究が選ばれました。
　若者の自立と親子関係に焦点を当てた研究や、育児支援を軸にした大学生の社会参加プログラム開発など、 青少年をはじめとして、人びとが心豊かに生きることのできる社会づくりに取り組む研究が選ばれています。

　詳しくは、以下をご覧下さい。
　　・科学技術振興関係　25件
　　・青少年健全育成関係　 5件

　マツダ財団は1984年10月に発足しました。2010年11月に内閣府より公益法人への移行の認定を受け、 公益財団法人マツダ財団として更なる社会貢献に取り組んでいます。 これまでの助成実績は、今回を含めて合計1,779件、14億6,780万円となっています。

　人びとが共に繁栄を分かち合い 心豊かに生きることのできる社会の実現に向けて、科学技術の発展と青少年の健全育成に、 マツダ財団は今後も精一杯取り組んで参ります。

一覧へ戻る