助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2007年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | カンオンの森活用塾 |
カンオンの森活用塾 | 地域 | 広島県広島市 |
代表者 | 代表 米山 松雄 | |
支援金額 | 15万円 | |
活動概要 | ||
○植物を中心とした自然観察会 ・カンオンの森植物観察会《4/7、12/8、3/29:カンオンの森他》 ・もみの木森林公園自然体験交流会《7/26、廿日市市吉和(事前調査:7/14)》 ○観音小学校栽培委員との花植え ・花壇づくり体験《5/26、28、カンオンの森内》 ・植えた花の水やりや手入れ《10/13》 ○図鑑の製本出版《50部) ○森に親しむ行事の開催 ・自然観察会《12/11、3/29カンオンの森内》 ・森のコンサート《11/24、カンオンの森内、一般58名・会員12名》 ・子どもと地域の方の花壇手入れ等《3/5、3/29、カンオンの森内》 ○鳥の巣箱作成・設置《作成:6/12、19、21、設置:2/12、21》 ☆この他に活動のための定例会(活動のための打ち合わせや事前学習等を含む)や 花壇維持のための作業(春〜秋にかけては週1回以上)を行った。 |
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実施時期: 通年 主としてカンオンの森(広島市立観音小学校校庭西側) |
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参加人員: 植物を中心とした自然観察会114人、観音小学校栽培委員との花植え41人、 森に親しむ行事(イベントや教室)の開催103人、鳥の巣箱作成・設置137人 参加総人員 395名 |
《巣箱作り教室》 | 《森のコンサート》 |
《公民館での展示発表》 | 《花壇への苗植え》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
19年度の特徴として、会員1人1人のより専門性を活かした活動の展開を予定し、自然観察や巣箱作成の指導やコンサートの企画運営等にそれぞれの『得意技』を発揮する地域活動ができた。今後の地域活動においてもその積極的な役割の発揮が必要と考えられる。 地域の中で『カンオンの森』と『活用塾』の活動について励ましの言葉や問い合わせ等を受けることが多くなり、存在が大分認知されてきた。また、それがコンサートのゲストや巣箱を工作する際の廃材の提供を受けた三菱重工業を始め多くの方の協力や参画を得るのに大きく役立った。公民館の講座参加がきっかけとなった活動が、「学習」と「地域活動への実践」との相互関係を維持・発展させていく過程は、他の生涯学習・街づくり活動からも「参考にしたい」との声をいただいている。 |
苦労した点 |
今年度の活動においてはあまり専門家の支援を受けず、なるべくメンバー自身の身につけたノウハウ主体の活動であったことから、それなりに苦労と試行錯誤を重ねた。 子どもと一緒の作業では、主に小学校内で栽培活動をしている委員の子どもたちとの取組であったが、想定以上に苗植え等の経験がなく丁寧な指導に時間がかかった。 地域や学校などに向けたPRについては特に問題がなかったが、地域外への情報発信や連携についてはノウハウが不足していた。 |
今後の課題・発展の方向性 |
今後も、学習とその成果を実践していく活動を中心としながら、地域のさまざまな主体と連携協力しながら活動を継続・展開していきたい。 小学校の敷地を地域に開かれた場所として活用していくには、学校管理の制度や防犯上の理由等から簡単に実現するとは考えられないが、授業への参加・協力や敷地内花壇等の管理を通じて、お互いが率直に意見交換を行いながら様々な取り組みをすすめていくことが、大事であると考えられる。今後の課題としては、活動資金の継続的な確保が課題の1つとなると考えられるが、会員のスキル等も向上し、専門性が活かせるようになってきたこと等から日常の活動の中には小額の予算で実施可能なものも多い。これら助成金をもって得られた資源(備品という意味でなく教材やノウハウ、人的資源等)を活かして日頃からの地道な活動を中心に継続していきたい。願わくは授業等で活用塾の活動に接した小学校の児童が、成長して活用塾の会員として、小学校の授業に参画することが実現できたら・・・と考えている。 |
活動を終えての感想・意見等 |
19年度の特徴として、会員1人1人のより専門性を活かした活動の展開を予定し、自然観察や巣箱作成の指導やコンサートの企画運営等にそれぞれの『得意技』を発揮する地域活動ができた。今後の地域活動においてもその積極的な役割の発揮が必要と考えられる。また、地域の中で『カンオンの森』と『活用塾』の活動について励ましの言葉や問い合わせ等を受けることが多くなり、存在が大分認知されてきた。また、それがコンサートのゲストや巣箱を工作する際の廃材の提供を受けた三菱重工業を始め多くの方の協力や参画を得るのに大きく役立った。公民館の講座参加がきっかけとなった活動が、「学習」と「地域活動への実践」との相互関係を維持・発展させていく過程は、他の生涯学習・街づくり活動からも「参考にしたい」との声をいただいている。 地域の活動を進める上で、助成金をいただくことは資金面と同時に意欲がわきメンバー同士の結束も固まる期待ともなった。こころよりマツダ財団へ感謝したい。 |