助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2007年度市民活動支援【詳細】
| 活動名 | 団体名 | おいもを愛する会 |
| おいもでつなげる地域の輪 | 地域 | 広島県呉市 |
| 代表者 | 会長 谷脇 けいこ | |
| 支援金額 | 25万円 | |
| 活動概要 | ||
| 地域の人に畑作りから教わりながら「さつまいも・じゃがいも」を植えつけ、育成・収穫を通して自然のすばらしさを子どもたちに体験させ、豊かな感性を育て、互いに助け合う心、思い合いの心と身体を育てます。収穫した「さつまいも・じゃがいも」は、子どもたち・保護者・地域の人と一緒に「おいも料理教室」や呉市の機関と連携して開催するイベント「じゃがちゃん祭り」、「ふれあい地域コミュニティ文化祭おいもちゃん祭り」などで使用します。また、地域のみなさんと「手芸教室」を開催し、会のマスッコト人形である「じゃがちゃん・おいもちゃん」を作ります。このマスコット人形は、みんなに愛され親しまれて「人と人をつなぐ役目」を果たしています。 地域住民が交流を深め、お互いを理解し、人として尊重しあい、自らの手で地域全体の人々の「つながりの輪」を広め、誰もが「この町に生まれ、住んでよかった」と心から思えるように、子どもを中心に地域コミュニティづくりを様々な活動を通して推進します。 | ||
| 実施時期： 2007年4月〜2008年3月 広会館・広コミュニティセンター・おいもを愛する会の畑・くれ市民協働センター |
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| 参加人員： じゃがいも・さつまいもの栽培、畑作業、「手芸教室」、「ふれあい子ども教室」、「親子ふれあい教室」、「市民協働ミニメッセ」、「じゃがちゃん祭り」、「市民活動リーダー研修」、「インドネシア料理教室」、「市民活動メッセ」、「第4回ふれあい地域コミュニティ文化祭おいもちゃん祭り」、「多文化共生社会の実現をめざす講演会」、「おいもを愛する会」総会、事務局会、お餅つき、くれ市民協働センター1周年行事」 参加総人員 4，108 名 |
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| 《おもちつき》 | 《ジャガイモの収穫》 |
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| 《おいもちゃん祭り おいもクイズ》 | 《おいもちゃん祭り 集合写真》 |
| 活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
| 地域の子どもと大人が共に畑を作り、「さつまいも・じゃがいも」を育て四季折々の行事も「子ども教室」で開催し自然のすばらしさを体験しながら豊かな感性を育み，地域ぐるみでお互いに助け合う心、思い合う心を育てることをめざした活動に地域の人も喜んで参加してくださり地域の活性化につながっています。子どものいじめや自殺、不審者出現と子どもを取り巻く状況は、不安でいっぱいですが、「おいもを愛する会」の活動の成果で、自治会の枠を越えた地域の大人と子どもが知り合い、ふれあい、理解し合い、互いに成長する環境がつくられ「子どもの健全育成の推進」に広がりが出て「青少年健全育成の推進」の活動が生き生きと出来てきています。地域に家庭的なつながりができ、「心の居場所」として皆さんに喜ばれています。呉市の「呉市公益活動団体（ボランティア団体）」として登録し広地区を中心に活動をしています。2007年3月31日には，呉市市民センター内「くれ市民協働センター」において「市民活動団体交流会」が呉市主催で開催され「おいもを愛する会」手作りの「おいもぜんざい」100食を参加者のみなさんに食べていただき活動報告や活動内容掲示パネルを展示しました。他団体のホームページでも美味しかったと掲載され紹介されました。参加者のみなさんに大変喜んでいただけたおかげで活動に広がりが生まれ、市民協働センターにおいて利用者協議会幹事役員として役割をいただき他団体との交流も始まり2007年6月24日には、呉市主催の「市民協働ミニメッセ」に参加し活動内容を掲示し発表をしました。7月4日には、呉市主催「市民活動リーダー研修（連続講座）」において講師をしました。おいもを愛する会の活動について具体的に説明し理解を深めていただきました。11月10日，呉市主催「市民活動メッセ」において実行委員として企画・展示・体験・食の部で参加し「おいも料理」を振る舞い大好評でした。来賓で参加されていた呉市長小村和年様にも愛情たっぷりの「おいも料理」を食べていただき「大変に美味しいです」と褒めていただき感激しました。参加者300名のみなさんにも喜んでいただき会員のみなさんも満足していました。他団体のホームページでも美味しかったと掲載され紹介されました。2007年12月2日に開催した主催行事「第4回ふれあい地域コミュニティ文化祭・おいもちゃん祭り」では，市民協働活動メッセで知り合った他団体の参加要望があり、「なるこ会」のよさこい踊りの出演・バルーンアートの小田さんの実演等で参加者のみなさんと楽しい一時を過ごしました。 また、広地域に多い外国籍住民とも共通理解を深め、異文化の中で暮らす人々の気持ちや立場を理解し、より良い人間関係を築くことを目的に2007年12月9日 開催「多文化共生社会の実現をめざす講演会」 講師：具志アンデルソン飛雄馬 主催：おいもを愛する会・ひまわり21・ワールド・キッズ・ネットワーク・呉市教育委員会。具志さんの講演とブラジル料理を囲んだ交流会を通して，お互いを理解し、人として尊重しあえる関係を築いていくことを参加者のみんなで考え学習しました。参加者から波瀾万丈の生育歴を語る具志さんから学ぶものは多く感動しました。 2008年3月9日（日）には、呉市主催「くれ市民協働センター1周年行事」において「おいも汁」を参加者100人のみなさんに振る舞い「とっても美味しい」と大好評で喜んでいただきました子どもと地域の大人が顔見知りになり、つながり交流が生まれ、声をかけ合い安心できると感謝されました。 |
| 苦労した点 |
| 「青少年健全育成の推進」に役立つよう、支援していただいた予算を最大限に活かした活動をするため会員で話し合い、事務局会を定期的に開き、企画運営をしてきました。チラシ配布や行事案内のポスターを自治会掲示板に掲示するだけではなく「くれ市民協働センター」内にポスター掲示、チラシは「ボランティア情報紙」と共に各団体へ配布（約240団体）等、近隣4自治会だけではなく他のボランティア団体との関わりをつくり活動に広がりをもたせ楽しく充実させるよう工夫しました。これからもつながりを深め活動を定着させて行きたいと思います。 「おいもを愛する会」が開催する行事に参加された人たちは、0歳から90歳の年齢幅があります。イベントを開催する時には、必ず衛生面に気をつけ保健所に届けを出し許可をいただきました。また、健康についても配慮し、イベントを開催する時には、必ずイベント保険に加入しました。参加された人たちが、「参加して良かった」と満足し納得していただけるよう工夫し企画しています。一人一人が大切にされ「ここに来て良かった」「家庭的な温かさ」「心の居場所」「みんな輝いていける会」として活動していけるよう考え、企画運営をしてきました。 |
| 今後の課題・発展の方向性 |
| 2008年度もマツダ財団からご支援をしていただけること会員一同心から感謝いたします。ありがとうございます。これまでも、「おいもを愛する会」では、「青少年健全育成の推進」について真剣に取り組んできました。2007年度からは、これまでの交流行事に加えて新しく「子ども教室」を開催いたしました。季節感を取り入れ、新しい発見と体験を通して、自然と人間の関わりや、共に助け合いながら過ごす仲間とのコミュニケーションについて考え、また、自主性・協調性を育み，未来の社会人として「生きる力」を身につけることをめざし活動してきました。2008年度は、更に発展させ「知識と教養」と「生きる力」を身につけることをめざします。 昨年に引き続き学年の違う子と自由に遊んだり、地域の人々と一緒に交流できる機会を設け、自然に社会のルールを身につけたり、自分の考えをしっかりと伝える力を育んでいきます。地域の人々や大学生にスタッフとして関わってもらいます。 今年度は、地域の人々・学生スタッフだけではなく、呉地区内で専門分野において活躍されている団体にスタッフや講師として関わっていただき、歌・踊り・フラダンス・ジャザサイズ・グランドゴルフ・墨絵・子ども介護教室等を開催し知識と教養を高め心と身体をみんなの力で育てていきます。広地域に多い外国籍住民とも共通理解を深め、異文化の中で暮らす人々の気持ちや立場を理解し、より良い人間関係を築きます。私たちの町に住む一人一人が、生き生きと輝いて自信と誇りを持ち夢と希望を持てる地域コミュニティを形成します。地域住民の一人一人の良さを発掘し、誰もが輝いていて一人の人間として尊重され協力しあう地域社会のネットワ−ク形成をめざします。 ★2月27日（水）にじゃがいもの種いもを植えました。子どもたちとしっかり育てていきます。6月下旬には、「じゃがちゃん祭り」を開催する方向で話し合いを進めています。マツダ財団からのご支援を心から感謝いたします。ありがとうございました。 |
| 活動を終えての感想・意見等 |
| 今年度も昨年同様マツダ財団のご支援のおかげで企画した行事は、すべて成功しました。心より感謝いたします。ありがとうございました。貴財団のご支援と「おいもを愛する会」会員と関わってくださいました皆様の愛の力で、「じゃがいも・さつまいも」も立派に育ち企画した行事は、すべて成功しました。2008年度も支援していただけることになり大変に感謝いたしております。有意義な活動が出来るよう会員一同力を合わせてがんばります。会の行事がない日でも地域の子どもと大人が声を掛け合い・思い合い・助け合い「誰もが自信と誇りを持ち夢と希望のもてる町・地域」に着実に近づいています。地域ぐるみで子どもを育て地域の子どもたちの健全育成を推進し「ここに住んで良かった」と心から言える、誰もが輝いて一人の人間として尊重され協力し合える地域社会のネットワ−ク形成のために、青少年健全育成の推進を充実させこれからも活動を続けます。 |
