助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2007年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 ひろしまおもちゃ病院
こわれたおもちゃの修理をとおして
青少年の健全育成と環境保全事業
地域 広島県広島市
代表者 代表 大島 誠二
支援金額 15万円
活動概要
こわれた「おもちゃ」をボランティアで修理することにより、ポイ捨て防止の意識向上と「物を大切にする心」を育み同時に物や人への「思いやり」を今年度も大きな目標にし、親子、青少年への関心度の高揚に大きな成果がありました。今年度は、主催;廿日市市環境政策課「はつかいしリサイクルフェスタ」への参加とエコ「環ッハッハ」よしじま2007(マツダ財団市民活動支援)への準備と協賛をするために、吉島公民館で「おもちゃ病院」開設準備室の講座を開いた。広島市環境局資源・エネルギー・温暖化対策部 ゼロエミッション推進担当の主催事業が広島市リサイクルショップで開催され、「衣・食・住」もったいないキャンペーンに初めて参加し、多くの市民の関心を集めました。今年は、NHK「おこのみワイドひろしま」「おはようちゅうごく」でお好み体験隊として「ひろしまおもちゃ病院」の活動がテレビ放送され反響も大きかったです。
実施時期:
平成19年4月〜平成20年3月(8月除く)毎月実施
広島市祇園公民館、広島市亀山公民館、広島市五日市公民館、広島市二葉公民館
参加人員:
スタッフ486名 一般参加総数9,207名
参加総人員 9,693名
ふたば公民館まつり 展示コーナー リサイクルフェスタはつかいち
《ふたば公民館まつり 展示コーナー》 《リサイクルフェスタはつかいち》
「衣食住」のもったいないキャンペーンイベント だだいまおもちゃの手術中
《「衣食住」のもったいないキャンペーンイベント》 《だだいまおもちゃの手術中》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・ひと・まちネットワーク(拠点以外の公民館)の関心が一層増してきました。
・廿日市市環境政策課から昨年に引きつづきリサイクルフェスタはつかいちへの参画。
・エコ「環ッハッハ」よしじま2007へ初参加(マツダ財団市民活動支援団体)。
・「もったいない」ゼロエミッション 広島市環境政策課への参画。
・平成19年9月 広島市吉島公民館で「おもちゃ病院」開設準備室が立ち上がる。
・平成19年12月 NHK取材 「お好みワイドひろしま」放送で多くの関心が寄せられた。
・平成20年1月 美鈴が丘公民館に「おもちゃ病院」が誕生しました。
苦労した点
・今年度は、グループの新規病院への助成はございませんでしたが、念願の液晶モニター(19インチ)を購入することができ、各病院の開院日にデモストレーション用に利用し、各種のイベント会場で広報活動をDVDで放映に活用しています。
・消耗品(電池、潤滑油、接点復活剤)等の消耗品への費用が相変わらずかさむこと。
・今年も、工具や計測機器の備品が各病院へ少しずつ追加調整することができました。
・各病院とも、善意の寄付はあまり期待は出来ないので貴団体からの助成は貴重です。
【外部へのPR】
・今年は、広島市、廿日市市、公民館の広報誌などの行事に参加することにより一般市民にひろく認知されました。これによりスタッフのやりがいの糧に、又、これらにより病院の見学者が多くみられ、「おもちゃ病院」の関心が今後、話題として広がると確信します。
・「公民館主催事業」や「学校」などに加えて行政の事業に参加することにより活動範囲が飛躍的に拡大しました。
【参加者】
・当初の目標、学生の参加は興味や関心をもって見学や手伝いはありましたが登録にはいたりませんでしたが、高齢者の方が新たに3名加わりました。
・学生(大学生等)に加えて高齢者の参加にも、今後も人材発掘に努力したいです。
今後の課題・発展の方向性
・活動日は原則的には日曜日で、現在は第1〜第4日曜日まで4箇所で開院しており、新規開院にはスタッフをどのように配置したらよいか、もっと広い地域からのボランティアの育成確保が大きな課題です(10月のように事業が重複した場合)。
・ICを使った「おもちゃ」も最近は特に多くなり、今年度は一部の「おもちゃメーカー」で修理の方法など、ご協力を得ることができましたが順次、対象を広げ商品の知識や情報を得たいと考えています。
・今年度は、吉島公民館のように「おもちゃ病院」開設準備室を立ち上げたり、美鈴が丘公民館のように私たちグループの参加には入りませんでしたが「おもちゃ病院」が開設されるなど、関心が発展しているのは「ひろしまおもちゃ病院」のやりがいの糧です。
・「おもちゃ病院」はボランティアグループです。スタッフもこちらからお願いするのではなく老若男女問わず、自らの参加していただいている、お陰で今日まで続いております。今後もこの方針は変わることなくご協力しそていただきたいと希望しています。
活動を終えての感想・意見等
・マツダの現職の方も元気に継続して「ふたば病院」で活躍していただいています。
・近年は各病院とも親子連れの来院が多く見られるようになって来たことは広報や口伝えの効が奏してきたと思われ、病院の目的の一部を垣間見ることができます。
・いつかいち病院の患者さんには、廿日市市環境政策課の影響もあり廿日市市住居の方がスタッフへの参加を継続、患者さんも多くみられるようになりました。
・市民への周知の手立てとして各拠点の「公民館だより」には毎月「おもちゃ病院」の広報のご協力をお願いするためにも継続して積極的に協働していきたいと思っています。
・活動範囲は広島市内が基本ですが、近郊にも機会があれば「おもちゃ病院」の主旨を広げて青少年健全育成と環境保全事業の一助になるよう精進まい進する所存です。
・私たち「おもちゃ病院」のスタッフはマスコミ(テレビ、機関紙)によって近隣からその存在を認知され励みの糧になっており、より一層頑張って行きたいと思っています。
・今年は、「おもちゃ病院」が創立されて30周年の節目で「特集事業」として、中国新聞に記事として企画の取材を依頼する予定でいます。
・私たち「ひろしまおもちゃ病院」は、第21回、第22回と連続して貴団体からの市民活動支援をいただきましたが、今年は新しい活動拠点(病院)は残念ながら出来ませんでした。しかし私たち主旨の大きな目的である青少年健全育成活動が速やかに市民に、より広く浸透できたのは自治体の各種イベントへ参画して、ご覧のような状況を目の当たりにし体験して、スタッフのやりがいの糧になった事に、重ねて財団の支援に感謝申し上げます。
・第24回(2008年度)、貴団体の市民活動支援助成の申請については、現状(新規病院開設が未定)では、今年度の事業計画が十分確立していないので、今回は意を同じくする他の団体にご支援いただくよう、お願いし、私どもが支援を要請する時は、改めて申請をいたしますので宜しくお願い申し上げます。
・貴団体の今後、益々のご発展を祈念して、ここに重ねてご支援の御礼を申し上げます。

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