助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2007年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 岩国科学をたのしむ会 |
わくわく科学SUMMERフェスティバル | 地域 | 山口県岩国市 |
代表者 | 代表 原田 広子 | |
支援金額 | 30万円 | |
活動概要 | ||
目的:「岩国科学をたのしむ会」は、仮説実験授業(板倉聖宣提唱)を受けることで、科学の楽しさを知り、それを子どもたちや大人にも味わってほしいという思いで、仮説実験授業を学校以外で受けることのできる場「わくわく科学クラブ」を開催してきた。今回は、今年設立20年を迎える「岩国仮説サークル」の協力を得て「わくわく科学クラブ」をバージョンアップし、県外、市外からも講師をお招きし、夏休みのイベントとして「わくわく科学SUMMERフェスティバル」を開催し、より多くの子どもたちや大人に科学の楽しさを、満喫していただく。 内容:このイベントでは、夏休みの2日をかけて延べ4コマ(8時間)の仮説実験授業を受けていただき、また、昼ごはんの後の時間で今まで授業を受けた会員などにスタッフになってもらい、ものづくりを実施する。 |
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実施時期: 2007年8月11日 〜 2007 年8月12日 岩国市中央公民館 |
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参加人員: 低学年A:19人、低学年B:33人、中学年:34人、高学年:21人、大人:16人 参加総人員 318名 |
《分子模型作り》 | 《自由電子が見えたなら》 |
《折り染め》 | 《ドライアイスで遊ぼう》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
1.今回のイベントで、過去にわくわくなどで仮説実験授業を受講してきた人(中学生・大学 生・大学院生・大人)たちが、積極的に参画し、協力してくれた。 2.今回の受講者の多くから来年も開催してほしいという声があった。 3.講師やアシスタントからも来年もやりたいという声が出た。 4.地域の子供たちから、夏休みの良い思い出になったので来年も開催してほしいという声があった。 5.参加した子供たちや保護者から夏休みの作品がたくさんできてうれしかったという声があった。 |
苦労した点 |
【予算】 @チラシやポスターの印刷などは、共催である教育委員会の協力を得て、輪転機などを借用し、会員が1日がかりで行ったため、印刷費が削減できた。 A各学校への配送を教育委員会の学校あて送達箱を利用させてもらったため、配送費用が削減できた。 外部へのPR: @各マスコミにチラシとメールを送った。当日、地元のケーブルテレビが取材に来た。 A学校あての送達箱を利用し、チラシを各小学校の全児童に配布、また、中学校は各クラス1枚の掲示をしてもらった。 B会員に口コミで配布してもらった。 Cポスターを公民館や図書館、出張所などに掲示してもらった。 【会場】 このような規模のイベントを開催する会場として、中央公民館しか思いつかなかったが、中央公民館の主催事業でなかったため、優先的に予約ができず、お盆期間の土日しか空きがなかった。 参加者の安全: @ 参加者の安全確保のため、各講座に経験のあるアシスタントを配置した。 A ドライアイスの扱いについては、専門家のアドバイスをもらった。 【地域の理解】 @中央公民館の駐車場が狭かったので、道路向かいの小学校のグランドを借りた。 A広報に行事の情報とボランティア募集を掲載してもらった。 |
今後の課題・発展の方向性 |
【今後の課題】 @部屋数を確保できる安価な開催会場を確保することについて A助成がない時の参加費について B教育委員会の共催について 【発展の方向性】 @来年からも同様に開催したい。 A開催時期をお盆にかからないようにずらす。 B助成金等を探し、安価な参加費としたい。 C開催会場の確保について。 D教育委員会共催にしてもらう。 |
活動を終えての感想・意見等 |
どの講座もものづくりのブースも、そこに関わっている人がみんな自主的に動いて、着実に、順調に進み、無事に盛大に終了することができました。 このイベントに参加してくれた子供や大人たちは、所期の目的のとおり、科学を満喫し、その楽しさに浸ってもらえたと思います。さらには講師やスタッフが楽しんでくれた事がよかったです。 貴財団からの助成により、参加者からの徴収金を少なく抑えることができ、より参加しやすくなりました。また、遠方の講師を招くことができ、このイベントがより充実したものになりました。どうもありがとうございました。 |