助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2007年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 日見区地域通貨推進協議会
地域通貨を活用したボランティア活動 地域 山口県大島郡
代表者 会長 木原 博
支援金額 30万円
活動概要
少子・高齢化の進む中、もっとも大切と考えられる”地域ぐるみの支え合い体制”を構築するため、「地域通貨を活用したボランティア活動」を、5年間継続して実施してきました。特に平成19年度は、推進母体である地域通貨推進協議会と実務担当者で構成する「のんた検討会」との連携を密にし、住民意識の向上と積極的な奉仕活動に努めました。また、活動の特徴としては、地域に住んでいる子供達の参加を得ており、「青少年の育成」をはじめ、文化の伝承や環境整備等への作業に参加させ、ふるさとの良さを実感させるなど、郷土愛の醸成につとめました。
実施時期:
平成19年4月1日〜平成20年3月31日
日見区全域
参加人員:
個人105人名、団体2(日見区・子ども会17名)
活動実地件数 131件
参加総人員 122名
活動地域全景 神舞
《活動地域全景》 《神舞》
桜並木への施肥 桜並木への施肥
《桜並木への施肥》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・近隣には、地域通貨を活用しているところはないが、新聞や町広報誌に掲載されたことにより、町内外から多数の問合せがありましたが、それぞれ地域で検討されている段階で、事業開始には至ってないようです。
・私方の地域通貨(のんた券)活用は、正統派の無償ボランティア活動であり、「奉仕を受けて感謝する心」「奉仕する温かい心」、つまり二つの善意を流通させることにより、助け合いの輪を広げようとしているものであり、目標は通貨がなくても出来る支え合いの体制づくりであります。県内でもこの種のものは少なく、一つのモデルとして評価されております。
苦労した点
・予算について
現在、行政機関からの助成は受けておらず、大変厳しい運営を行なっております。地域ぐるみの体制づくりに取り組んでいる関係から、事務処理上の機器や人件費、活動上の機材費、あるいはリーダー育成のための研究費等、多額な経費が必要となります。既に、5ヵ年を経過し、活動も軌道に乗りつつあることから「これまでの実績と課題」について、小冊子にまとめたいと思っているが、費用の捻出に苦慮しております。
・外部へのPR
外部へのPRについては、行政や関係団体とも協議しながら行ないたいと思っているが、そのためにも上記の冊子を早期に編集したい。現在の主なPR手段は町広報誌や各社の新聞だけです。
今後の課題・発展の方向性
・更に、地域住民の意識改革に努め、50%以上の参加を望んでおります。(自分のことは自分でやればよい、健康だから他人に頼むことはない、体調が悪いから参加する迷惑をかける、人目がある・・・等々の考えを払拭すること)
・地域の理解が十分とは言えない
活動を終えての感想・意見等
貴団体からお受けした活動資金により、推進協議の運営や現地活動に大きな支えとなりましたことに感謝しております。特に、少子化の進む中、日見区で実施した「健やかに育む青少年の集い」終了後に、来年も是非お願いしますと言われた言葉が、我が子の発言であったように嬉しく思っております。

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