助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2007年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 早稲田学区青少年健全育成連絡協議会 |
友楽タイムおいでよわせだっ子 | 地域 | 広島県広島市 |
代表者 | 会長 石飛 正博 | |
支援金額 | 25万円 | |
活動概要 | ||
学校週5日制導入のもと、地域での子どもたちの受け皿として、何かきっかけづくりができないものかと考え、早稲田小学校区内の地域団体が協力しあって、平成14年度から子どもの居場所づくりを目的に、早稲田公民館を中心に仲間づくりとして毎月2〜3回年間30回程度(原則土曜日午前10時〜12時)小中学生を対象に開催しています。 学び、語り、あそび、運動、体験学習等をテーマに様々な企画を行い、地域の大人と子どもたちがふれあい、地域の教育力を向上させ、安全・安心なまちづくりに地域住民の総力を結集し、青少年の健全育成に寄与することを目的に活動しています。 | ||
実施時期: 平成19年4月1日〜平成20年3月31日(1年間を通して実施) 主たる活動場所は早稲田公民館 |
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参加人員: 小学生1,558人、中学生110人、幼児60人、その他(保護者等)374人 ボランティア280人、指導者112人 参加総人員 2,494 名 |
《ニュースポーツ「キンボール」に挑戦!》 | 《焼きいも大会!》 |
《こども110番の家ウォークラリー》 | 《ピースキャンドル作り》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・この事業を行って6年になり、地域にすっかりなじんでおり、子どもの育成にはなくてはならない団体となり、今衰退ぎみの子ども会にも活力が出てきました。「子ども110番の家」ウォークラリーで110番の家の確認、安全,安心を教え、さつまいもの苗植えから収穫、焚き火で焼き芋で体験学習、積み木遊びで幼児と保護者、地域住民との交流が深まりました。土石流3D体験では災害の恐ろしさを体験するなど、友楽タイム事業が学区全体の底上げとなり各団体のリード役となっている。 ・この事業で最大の友楽タイムマラソン大会は、小中学生はもちろん、地域住民の参加者も回を重ねて増えてきました。旗を振っての沿道での応援がコースのあちこちで大きな声となって参加者にファイトをかきたて、地域全体のマラソン大会となり、400食の豚汁をみんなで食して大満足。地域全体が一つとなり、まちづくりの一役を担い、多くの方々に感動を与え感謝されています。 |
苦労した点 |
・友楽タイム実行委員会で、1年間の事業計画をたてる際、「こんなことをやってみたかった」という委員の方が多く、積極的に会議に参加してもらえ、助言や協力をたくさんいただき新しい企画が生まれ、地域社会における子どもたちの体験交流活動の場と機会の拡大充実を図ることができた。 ・年間事業計画をたてる際、諸団体とのスケジュールを調整し計画を立てる必要がある 小学校PTAを通じて事業のお手伝いをお願いするとき、友楽タイム事業の趣旨が理解できていない保護者がありPR不足もあったようだ。 ・通例の地域内の行事や諸団体に配慮し、特に日程には注意した。 ・無理なお願いは極力避け、できる範囲のことをお願いした。 月1回の諸団体との定例会(社会福祉協議会常任理事会)で報告、調整を密にした。 |
今後の課題・発展の方向性 |
・野外体験や農業体験といった自然体験活動、年齢の異なる子ども達が交流する活動、自分たちの住むまちを再発見、伝統文化を学ぶ活動、坂道を逆手にとって体力作り、ウォーキングマップ造りやマラソンコースマップ造り等でまちづくり。 ・子ども達が主体となって企画運営したり、これまでの活動の幅を広げるために新しい活動を始めたり、地域団体が連携してその活動を支えるなど特色ある事業を実施し、子ども達に思いやりの心や豊な人間性など「生きる力」を育むため、地域ぐるみで青少年健全育成を図る。 ・新しい指導者の育成も今後の課題である。 |
活動を終えての感想・意見等 |
事業の企画実施にあたり、多くの団体や地域ボランティアの協力が得られ、子どもの健全育成を通した地域コミュニティ構築のための礎ができた。 マツダ財団より支援金をいただき、これまで取り組むことができなかった事業ができました。今後ともご支援をよろしくお願いします。 |