助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2007年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 亀崎支援夕やけ会 |
亀崎支援夕やけ会(留守児童の見守り活動) | 地域 | 広島県広島市 |
代表者 | 代表 吉村 栄夫 | |
支援金額 | 25万円 | |
活動概要 | ||
留守家庭の保護者は子どもたちのみで留守番させることに大変不安を感じている。そこで保護者が帰宅するまでの時間を安全に過ごせる場所を提供する事を検討し、児童館の時間外開放を区役所にお願いした。その結果許可を得たので児童及び見守りスタッフを募集し平成18年11月6日より見守りを実施した。児童は最大7名最小4名、3月末6名、見守りスタッフは20名が3月末19名で運営している。見守りスタッフは万一事故が発生した場合に1名が病院等に連れて行き、他の1名は児童館に残り、緊急連絡マニアルに基づいて対処すると同時に残っている児童の面倒を見る為、必ず2名配置している。スタッフは最初に児童館の先生と引継ぎを行い、次に児童たちに宿題が済んでいるかどうかを確認する。済んでいない児童は宿題を済ませた後に、遊戯室では縄跳びやドッジボール等(一輪車等の危ない遊びは禁止)を行い、部屋では読書・トランプ・その他伝承的(紙飛行機の作成・こま回し・お手玉等)な遊びを皆で実施している。児童は保護者が迎えに来るまで預かり、万一保護者の迎えが遅れた場合は、契約時間外であっても保護者に安全に引き渡すまでは児童館で待機している。 | ||
実施時期: 平日(月〜金)17:30〜19:30 但し、児童館の休館日は除く 亀崎児童館 |
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参加人員: 児童 698名 見守りスタッフ 703名 参加総人員 1,401名 |
《スタッフ会議》 | 《勉強会》 |
《手作りパン試食》 | 《ボール遊び》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・以前よりPTAと自治連絡会が児童が学校から帰るとき、サポーターが見守りをしていたが、児童館の退館時間にも見守りが強化された。 ・児童館が1時間延長されたのは夕やけ会がテレビや新聞で報道された為、児童館の時間延長には関係ないと思いますが、一石を投じたのではないかと自負しています。 ・亀崎地区には留守家庭の子どもが沢山おります。又亀崎の連合が発足して30年が経過し、仕事をリタイアした人達が増加しました。そこで留守家庭の子ども達は安全に過ごせると同時に色々な遊びが出来る場所、お年寄りには生きがいのある仕事を提供し、子どもたちとお年より両方が安心・安全に暮らせる住み良い街づくりを健闘するプロジェクトチームを発足させました。 |
苦労した点 |
・児童の参加が増加しない 兄弟で参加している児童は兄又は姉が4年生になった場合は児童館の指導として4年生は自立する為には原則としてランドセル来館は認めない。その為、弟又は妹が1〜2年生で参加したくても兄弟で留守番となる。 ・見守りスタッフの毎月の予定調整。 ・児童館に来ている子ども達は朝は学校で、昼からは児童館で管理されているため夕やけ会では開放的になり活発に活動する。しかしながら見守りスタッフとしては事故が怖いので外での活動は禁止し、児童館内のみの活動に限定し若干規制することとなる。 ・亀崎の児童館は学校の敷地内にあるため、児童館の留守家庭の子供達以外のランドセル来館は事故があった場合、学校の責任か児童館の責任か区別が出来ないので非常に難しい。 |
今後の課題・発展の方向性 |
・児童の参加が増加しない・・・PRの方法、時間の延長、児童館と迎えのための駐車場がない、4年生以上の参加方法 ・児童館とは別に児童とお年よりが一緒に過ごせる場所を確保したい(駐車場がないためお年よりの来館が難しい) ・別場所が確保できない場合は、指定管理者制度を利用して地域が児童館を運営することにより父兄の要望(夏休みの時間変更)等を最大限取り入れられる組織を構築していくことが出来ると思います。又、児童館の職員を地域で採用する事が出来れば地域の人たちに働く場所を提供することが出来る。 ・児童が増加しない場合は、見守りスタッフの交通費も出ない状況となるので夕やけ会で収入を得る方法を検討している。 |
活動を終えての感想・意見等 |
4月以降も児童の見守りを継続しているが、今後資金的に大変厳しくなる。そこでこの会を運営していくための見守りスタッフを完全なボランティアにするか(完全なボランティアにしても保険料及びコピー代等が必要)、特別な資金源(現在スタッフで市の公演清掃をしている)、何処かの団体にお願いし支援してもらうか又は亀崎自治連合会に予算化してもらう方法を検討している。夕やけ会としては1人でも困っている児童がいれば継続していきたい。 |