助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2007年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 広島環境サポーターネットワーク
リサイクル工作教室 地域 広島県広島市
代表者 事務局長 増村 浩子
支援金額 35万円
活動概要
「リサイクル工作教室」として、環境イベントや小学校や公民館において身近なものから工作をして、廃棄物の再利用方法や分別方法、資源の大切さを学び、地球温暖化について考えました。牛乳パックから紙すきをしてはがきを作成したり、ペットボトルから風車などおもちゃを作ったりして、誰にでも参加でき誰でもわかりやすい教室を開き、「ゴミとリサイクル」といった身近なテーマで地球環境について考えました。
実施時期:
平成19年6月〜平成20年3月 13事業 18日間実施
ハノーバー庭園、中小企業会館、中工場、エールエール地下広場、イオン宇品店、
広島市立安小学校、広島市立井口明神小学校、広島市立宇品東小学校、
広島市立五日市観音小学校、沼田公民館、早稲田公民館、井口公民館
参加人員:
13事業、
18日間実施参加サポーター 延べ150名
工作体験者 延べ1,455名
参加総人員 1,605 名
紙すきをしてハガキ作り 紙すきをしてハガキ作り
《紙すきをしてハガキ作り》
ペットボトルで風車作り ペットボトルで風車作り
《ペットボトルで風車作り》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・団体内では、工作材料や工具、備品類が充実し、実験器具も揃い、オリジナルな手順書等を作成することによりプログラム化できました。マツダ財団様には感謝しております。また、マツダ財団を通して他の環境団体とも出会い、活動に刺激を受け、活動に広がりを感じました。ありがとうございました。
・工作のみならず、捨ててしまう身近な素材がどのようにして作られリサイクルされるかを学び、ものの大切さを感じ取ったのではないかと思う。廃棄物を地球の大切な資源として捉え、リサイクルすることにより循環型社会になり、より良い地球環境ができることを知ったと思う。工作参加者の大半が小学生で、楽しみながら体験し、オリジナルなおもちゃやはがきを作成しました。また、地球温暖化に関しても、私たちの生活の中から工夫することにより少しでも防げることを知り、実践につながったと思う。そして、この活動を通して参加者の環境活動のきっかけ作りになったと思う。以前は学校の牛乳パックを廃棄していたが出前講座で牛乳パックのできるまでとリサイクルを学ぶと、捨てるのはもったいないと学年全体でリサイクルするようになったなど、行動につながったケースもありました。  
本活動を含む広島環境サポーターネットワークの活動が、平成19年6月 環境省より地域環境保全功労者「環境大臣表彰」を受賞いたしました。地道な活動ですが、これからも環境保全活動を続けて行きたいと思っております。
苦労した点
@ 外部へのPR出前環境講座は、外部に対してPRを行っていないので、依頼があってから実施する形態をとっています。毎年いくつかの出前環境講座の依頼がありますが、内容が目的にあったものでないとならず、年度の初めは予定が立たない状態で心配しました。(年間数回は依頼があるので、何とか大丈夫と思っていたところ、公民館からは3館、   小学校からは4校の依頼がありました。)
A 参加サポーター小学校の出前講座は平日の授業日ですので、参加サポーターを集めるのも苦心しました。
今後の課題・発展の方向性
@ 外部へのPR
出前環境講座等外部に向けてもPRができるような形があればよいかと思います。→HPの活用
A 参加サポーター
平日等参加できるサポーターを集め、勉強会をして資質向上をしていきたい。多様なプログラム作りをして内容を充実して行きたい。
B 予算
リサイクル工作とはいえ部品や工具など必要経費がいり、今年度はマツダ財団様からの支援があり運営できました。予算が無かったら内容が縮小にならず、個人の負担が少ない上で発展していけばよいと思います。
活動を終えての感想・意見等
今回マツダ財団様からのご支援をいただき、たくさんの素晴らしい活動ができたこと、感謝しております。リサイクル工作を通して、地球温暖化に対して少しでも普及啓発活動ができたのではないかと思っています。人間の活動により地球環境が悪化している現代を見つめ、どうしたらよいかを問いかけた時間でもあったと思います。子どもたちに残してやりたい美しい地球。リサイクル工作が、少しでも参加者の環境活動のきっかけ作りになればよいと思いました。

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