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青少年健全教育関係 市民活動支援

2007年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 特定非営利活動法人 瀬戸内里海振興会
干潟の総合学習 地域 広島県広島市
代表者 理事長 山本 卓曹
支援金額 35万円
活動概要
尾道市立浦崎小学校5年生を対象に、干潟の総合学習を実施するもので、地元浦島漁業協同組合、福山大学。当会が支援する。内容は、夏と秋の2回の干潟調査を実施した。夏については、干潟中の生物の巣穴の様子がどのようになっているのか、授業を福山大学伏見先生にお願いし、フィールドでは巣穴の中の温度を測り、干潟表面との温度差を子供達に実感させた。秋は、干潟の貴重種を選び、干潟での分布の様子を調べて「干潟マップ」を作成した。これらの成果を、平成20年2月20日に、学習発表会として浦崎小学校内において開催し、全校生徒、保護者、地域住民、行政の方々に発表した。
実施時期:
授業、フィールド平成19年7月12日、10月9日
発表会 平成20年2月20
参加人員:
浦崎小学校児童29名、先生3名、福山大学6名、保護者2名、地域住民3名、浦島漁協1名、
瀬戸内里海振興会8名、国土交通省2名の2回 162名発表会
マツダ財団、全校児童、教員、保護者、地域住民、浦島漁協、里海、国交省合計9名 260名
参加総人員 362名
干潟の生態系についての講義 海老干潟の生物観察
《干潟の生態系についての講義》 《海老干潟の生物観察》
干潟の表面温度測定 アサリの大きさ測定
《干潟の表面温度測定》 《アサリの大きさ測定》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・浦崎小学校児童の地元の海老干潟に対する関心を高め、干潟の役割に対する理解を深めることができた
・小学校5年生を対象に2年実施したことにより、4年生以下の児童の目標や楽しみとして小学校のカリキュラムとして定着しつつある状況を作れた
・地域の方々にも好評で自然保護に対する意識の向上が期待できた。
・漁協と地域との交流が図られた。
苦労した点
・ 予算の確保
・ 福山大学、小学校とのスケジュール調整
・ 地域への発信手法(学習発表会の開催方法)
今後の課題・発展の方向性
・ 小学校をはじめとした地域主体の実施を目標とする。
・ そのため、マニュアル(指導者用・生徒用)を作成し配布する予定である。(参考指導者用添付)
・ その際の課題としては、指導者の育成、スケジュールや関係機関との調整役の不在、予算の確保があげられる
活動を終えての感想・意見等
一般の人と「海」との距離が大きいと感じています。当地区では漁協の支援を頂きましたが、誰もがいつでも干潟に入れる仕組み(制度)を検討する必要がある。

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