助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2004年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 広島県児童養護施設協議会
平成16年度第50回記念児童福祉施設親善なかよし運動会 地域 広島県広島市
代表者 会長 小野寺 茂
支援金額 15万円
活動概要
この運動会は、県内の児童福祉施設に入所している児童がつどい、スポーツを通して親善を深め、生活経験を豊かにして社会性を養い、併せて児童福祉の地域社会の理解を深めることを目的として開催しました。昭和29年からはじまったこの運動会は、平成16年で第50回を迎え、これを記念する行事として、競技種目も新たな種目を取り入れるなど工夫をしました。また、学生奉仕団のボランティアや関係者を多数招待し、今までの長い歴史を振り返り、今後につなげる思い出深い行事となりました。
実施時期:2004年5月2日 アクアパーク(東広島運動公園)陸上競技場
参加人員:児 童;644名  職 員;217名 その他;75名 参加総人員;936名
開会式パレード
《開会式パレード》
男子ムカデ競争 みんなでジャンプ
《男子ムカデ競争》 《みんなでジャンプ》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・「学生奉仕団」(日赤等)のボランティアに当日の運営について、多大な協力を得ているが、彼らにとっても、子どもたちの頑張っている姿を間近で見たり、交流を深め、直接交流することで、学生の児童福祉に対する意識や興味が深まったと考える。
・この運動会に、近隣の住民等の参加や見学はないが、今回、新聞で取り上げられたことで一般の地域の人に周知ができ、少しでも理解を深めることができたと考える。
苦労した点
今回、50回記念ということで、子どもたちに本格的な陸上競技場での経験の場を与えるため、会場の確保の面で非常に苦労した。日程の調整も難しかった。また、子どもたち・職員にとって、陸上競技場での運動会は初めてのことであり、大変貴重な経験になってよかったが、あまりに広すぎて子どもの状況が把握しにくかったことと、競技に子どもたちを誘導する際に苦労した。
今後の課題・発展の方向性
今後も一番の課題は会場の確保である。公的な小・中学校のグランドを使用できればよいが、最近は難しく今回のような競技場ではなくても、サブ競技場等を使用していきたいと考えている。そういった場合、早めに確保することが難しく、日程の調整が大変である。 また、この運動会は50回を終えたところであるが、当日の運営にボランティアの存在は非常に大きい。近年ボランティア数が減少しており、今後も引き続きボランティアとの連携を密にし、ボランティア数の拡大に取り組んでいきたい。さらに、この運動会は、県内11施設の児童・職員全員が唯一一同に集まる機会であり、これまで50回続いてきたことは大変誇りに思う。競技や交流を通して、子どもたちの団結力が高まり、大変貴重な行事である。今後もずっと継続していきたい。
活動を終えての感想・意見等
すばらしい競技場で実施できたことは、未だかつてない。見学するほうも競技に出るほうも広すぎて難しかったが、子どもたちにとって、貴重な体験であった。今回マツダ財団をはじめ、多くの方々にご支援を賜り深く感謝している。

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