助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2004年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 蔵王はね踊り保存会
はね踊り保存活動に係わる備品調達 地域 広島県福山市蔵王町
代表者 代表 小畠 健児
支援金額 25万円
活動概要
2003年12月発議により、2004年3月まで準備期間とし、2004年4月から 2004年7月まで、備品調達のための募金活動を行なった。
実施時期:2004年4月〜2004年7月末まで 旧市村全域
参加人員:1850戸
道具調達活動により購入した道具
《道具調達活動により購入した道具》
県民文化祭 ふくやま地区大会出場 県民文化祭 ふくやま地区大会出場
《県民文化祭 福山地区大会出場》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・新たな道具調達により、練習活動が円滑に行なわれる事になった。既存の道具と合わせ、 各支部毎に子供用3組、大人用2組の道具を配置し、各支部独自の練習を行なえる事で、 練習機会が増え、承継活動も各支部ごとに活発に行なわれている。
・各支部独自の計画による活動が行なえるようになった事により、各支部の地区内における 住民のコミュニケーション機会が増え、地区内の子どもから老人までの幅広い年齢層の親 睦に大いに役立っている。
苦労した点
保存会結成時、各地区が保有していた道具を集め、大人用道具6組により大人のみで行なっていた。平成2年、新たに子供用道具を新調するについては、蔵王八幡神社がその全額を負担した経緯から、これを期待したが実らず、全町民をあげての道具調達活動を行なう事になり、町内の各団体との協議、調整に多くの労力を要した。
今後の課題・発展の方向性
・保存活動そのものは、今後も進展を続けていけるものと思うが、町民の中にもいろいろな 価値観や宗教感があり、旧来の町民こぞっての氏神の祭典に参加する地域共同体意識も薄 れつつあると感じられる。
・保存会は、「地域の伝統文化」の継承のため、各人の宗教感や価値観を超えて、地域の文 化的財産の保護の目的意識を明確にして活動していかなければならない事を感じた。
活動を終えての感想・意見等
今回は、道具調達活動にご支援いただきまして、ありがとうございました。

2004年度市民活動支援一覧へもどる