助成実績
青少年健全教育関係 市民活動支援
2004年度市民活動支援【詳細】
活動名 | 団体名 | 特定非営利活動法人 福山手をつなぐ育成会 |
福山市合同野外活動 | 地域 | 広島県福山市三吉町 |
代表者 | 理事長 小川 文也 | |
支援金額 | 40万円 | |
活動概要 | ||
障害を持つ子ども達を中心に、学生ボランティアや支援の先生方と保護者たちが集まり自然の中で野外活動を通して交流を深めながら地域の仲間の輪を広げる場にする。内容は、1.2年・3.4年・5.6年・中学生の4グループに分け、各グループごとに活動支援者、ボランティアが入り調理、野外炊飯、運動、ゲーム等を通して交流した。 | ||
実施時期:2004年11月20日 福山市自然研修センター「ふくやまふれ愛ランド」 | ||
参加人員:兄弟、保護者、本人 289名、 ボランティア教職員 66名、ボランティア 35名、来賓 12名、参加総人数402名 |
《かまどで火おこし》 | 《スタンプカート゛を持って屋台めぐり》 |
《じゃがいもの皮むき》 | 《広告を使って折り紙》 |
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 |
・会員の居住地が市内全域と広範囲になるため、通常は市内を10ブロックに分けブロック毎での小単位での交流は行っていたが、全体活動は諸事情により難しかったため、この行事により通常とは異なるグループ分けをしたことで、新しい出会いや意見、情報交換ができた。また、地域の人たちと触れ合う時間を設けたことで団体と地域の接点を作ることができ、この事により今後の活動に新しい展開が開けた。 ・教育委員会や小学校中学校長会等がこの活動を通じて私たちの団体に友好的な関心を持ち始めた。 活動を通して学生にボランティアへの参加の機会を作り、障害児とのふれあいを体験してもらうことが出来た。 地域の企業に協力してもらうことで、当団体の活動や趣旨を知ってもらう事が出来た。 ・この活動に参加した人が行事内容を評価し、後日、他団体で同様な催しをした。 |
苦労した点 |
・予算:高額予算での活動が初めてだったため、有効な予算配分に苦労した。当初計画していた参加人数が大幅に減少したため予算計上経費より総決算額が少なくなった。 ・外部へのPR:普段は内向きな活動が多いため、企業やボランティア関係団体へ協力要請の際、育成会の組織内容や特徴で理解していただくための説明から始まる苦労があり、認知度の低さを痛感した。 ・参加者:開催日が地域や学校の行事と重なったため、参加できない会員から苦情の声が多く聞かれ日程調整の難しさを感じた。 |
今後の課題・発展の方向性 |
・行事に関する会員及び他方面からの評価が高く、継続を望む声は多く聞かれるが、財政力とマンパワーの両面において力不足であるためそれに応えることが出来ず課題となった。 ・今回行った活動で当会に対して理解を示してくれた市民ボランティアや学生ボランティアとの関係を今後もさらに活かしていけるように取り組んでいく。 |
活動を終えての感想・意見等 |
貴重な活動資金を提供していただき、通常私たちの力では開催不可能な行事を子どもたちに体験させてやることが出来ました。親子共々感謝の気持ちで一杯です。 |