財団ニュース

2017年(平成29年)

2017年1月25日号

今年度の 「感動塾・みちくさ」の報告書 が完成しました!(1/25)


 「感動塾・みちくさ」は、子どもたちに身近な生活の中の物を題材に、仲間と協力・創意工夫する機会を通し、 未知なる物への興味・関心や感動する心を育むこと、科学や技術への興味関心を高めることをねらいとして、 (公財)広島市文化財団との共催で、平成10(1998)年から実施しています。

 このほど、平成28年度の実施報告書が完成しました。

 実施報告書には、プログラムが写真とともに紹介され、参加した子どもたちや保護者の方々、 ボランティアスタッフをつとめてくださった学生のみなさんの感想文、アンケートも掲載され、充実の内容になっています。

 では、その一部をのぞいてみましょう♪


 8月19日〜21日
広島市青少年野外活動センター
「発見!感動!〜みどりいっぱい おもしろ里山探検〜」


 8月23日〜25日
広島市三滝少年自然の家
「ふしぎ 発見 感動体験〜自然(風)とエネルギー〜」


 9月17日〜19日
広島市似島臨海少年自然の家
「似島に生息する海の生き物の不思議」




思い出に残ったことは、キャンプファイアです。 その理由は、みんなで歌をうたったり、おどったり、ゲームをする時、わらったりすることは、とても楽しかったです。テーマソングを歌って、みんな、帰ろうとすると「これがあなたの生きる道」すごく感動しました。 知らない人とこんなに仲よくなったことは、生まれて初めてです。 草木染めも、不思議でした。輪ゴムをつけて形ができたことです。みんな、違う形になっておもしろいなーと、心に残っています。
 (青少年野外活動センター 参加者)

いつも両親が居る環境で何事にも手伝ってもらえると思っている娘だったので、知っている人が 誰もいない環境で、自分自身でどこまで我慢したり、がんばれるかを学んでほしくて申し込みました。 積極性はあるので心配はしていませんでしたが、初日と最終日の娘の姿もそうですが、子どもたち全体を見回した時、 ひとまわり…いやそれ以上成長した姿を感じてびっくりしました。(声の大きさ、イキイキとした表情等)普段ならなかなか出来ない行事も沢山して頂き、 TVや携帯もない環境で友だちと過ごした3日間は娘にとって素敵な経験が出来ました。 ボランティアの方々も、素敵な方ばかりで、色々な年齢の方との関わりも感謝しています。 人気の行事(感動塾)とのことで、又いつか行けたらいいなと思います。出来れば毎年参加させたいです。とても良い事業だと思います。本当に有難うございました。
 (青少年野外活動センター 参加者の保護者)

「感動塾・みちくさ」に参加したのはチラシの中にある写真の人たちが笑顔で、とても楽しそうだったからです。 初日はとても緊張していましたが、ボランティアスタッフのお兄さんが優しく声をかけてくれたおかげで気持ちが晴れ、楽しく過ごすことができました。 2日目の空気砲レースでは、段ボールで空気砲を作り、班でペアを組み、みんなで協力してレースをすることができました。 その時、明日でみんなとお別れかと思うと少し寂しい気持ちになりました。3日目はプラモデルの部分を組み立てて、エコライダーを作りました。 細かい部品の組み立てがわからなかった時にボランティアスタッフの人が教えてくれて作ることができました。 「感動塾・みちくさ」を通して、風の特徴、そして仲間と協力する大切さを知ることができました。
 (三滝少年自然の家 参加者)

「感動塾・みちくさ」後、第一声は「すごく楽しかった!2泊3日では全然足りない。 1週間くらいあってほしかった。」でした。初めての参加で最初は少し不安でしたが、受付の時点でボランティアスタッフのお兄さん、お姉さんにあたたかく迎えていただき、安心して送り出すことができました。 参加のきっかけとなった「風の実験」ですが、お話を聞いたり、工作して楽しんだりと、とても充実したものになったようです。 小さい頃から科学的なものに興味があり、「ふしぎの図鑑」をよく読んでいました。また工作も好きで、手を動かして何かをするというのが性に合っているようです。 ただ、普段その2つを結びつけた体験をさせてあげる機会はなかなかありません。今回、「感動塾・みちくさ」の趣旨を読み、「好きなことがつまっていそう!」と親子共々喜んで申し込みをさせていただいた次第です。 「感動塾・みちくさ」後、「実験」にますます興味を持ったようです。作った作品を基に「電気がつく仕組み」について、一生懸命教えてくれています。 このような貴重な場を設けて下さり、本当にありがとうございました。心より感謝します。
 (三滝少年自然の家 参加者の保護者)

海浜散策でたくさんの生き物をさわれてよかったです。 タッチプールで、ヒトデ、ウミウシやヒラムシなど初めてさわりました。クラフトでのミサンガづくりは、本当にクラゲみたいで、何回も同じ動作を繰り返し編んでいくのがおもしろかったです。 家でもいっぱい作りたいです。友達も勉強もたくさんできました。
 (似島臨海少年自然の家 参加者)

台風の影響でローボートに乗れず大変残念がっていましたが、海の生き物観察などの話をイキイキと話してくれたので充実した2泊3日を過ごしたことが分かりました。 1泊2日のキャンプなどは参加経験がありましたが今回は2泊だったのでより濃い経験ができたようです。 様々な自然体験はもちろんですが、初めて顔を合わせたメンバーで過ごすこと、先生みたいな大人ばかりではなくお兄さんお姉さんたちと行動を共にしたこと、まだ小学6年生なので親が側にいなければいけない 年齢ですが「親がいない」条件下で経験する様々なことが大事な物になっていく年齢でもあるんだと思い参加させました。結果、本当によかったと思います。ありがとうございました。 いつか、娘がスタッフTシャツを着る側になったらいいなと思います。
 (似島臨海少年自然の家 参加者の保護者)

今回、参加してみて達成感をとても感じました。 そして、自分自身とても成長することができました。1日目は、どうしていいかわからず、ただ、くわがたさんの動きなどを見ることしかできず、サポートができませんでした。 でも、先輩方が、直接アドバイスをくれたり、行動で見せてくださったおかげでたくさん学ぶことができ、サポートをすることが少しでもできたと思います。 また、動いたりしたことを先輩がほめてくださったり、「ありがとう」と言ってくださったりして、うれしかったです。本当に参加できてよかったです。
 (青少年野外活動センター ボランティアスタッフ)

講師の先生の子どもとの接し方を見て学んだり、助言をいただいたりとても勉強になりました。 他のボランティアスタッフと行動をともにすることでいろいろと学ぶところがあり財産となりました。 「感動塾・みちくさ」は理科に特化したことを学べる3日間であり、得られる経験は何事にも代えられないと思いました。参加させていただいたことに感謝しています。 来年も時間が合えばぜひ参加したいです。
 (三滝少年自然の家 ボランティアスタッフ)

班をまとめるのが難しかったです。 メインカウンセラーとして参加して、自分の力量や性格などを見つめ直す機会となりました。得た物がたくさんある2泊3日でした。たくさんのサポートやご支援ありがとうございました。
 (似島臨海少年自然の家 ボランティアスタッフ)

 「感動塾・みちくさ 平成28年度 実施報告書」を、ご希望の方にお送りします♪
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