財団ニュース

2010年(平成22年)

2010年8月21日号

科学わくわくプロジェクト「ジュニア科学塾」
 第2回講座 生物・地学 テーマ「広島県の自然」を
 安芸太田町八幡高原にて開催しました!(8/7〜8)

 「ジュニア科学塾」は、マツダ財団と広島大学が連携し、青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施する 「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つで、中学生に対して科学の深さ、ブラックボックスをこじ開ける楽しさを体験させ、 自ら学ぶ心を育てる動機づけを目指しています。

 年5回の講座として企画された「ジュニア科学塾」の第2回講座が、 8月7日(土)、8日(日)の一泊二日で、 安芸太田町八幡高原にて、 22名の塾生が参加し、実施されました。

 一日目は教育学研究科 竹下俊治准教授の指導で、午前中尾崎湿原や霧ヶ谷湿原で湿原植物を実地観察、 そして午後からは臥竜山登山道周辺のコナラ・アカマツ・ブナ林や森林植物を観察しながら、臥竜山頂上に登りました。
 夜も、宿舎となった「いこいの村ひろしま」にて、まとめの講座と植物の標本づくり、さらに夏の星座観察をおこないました。

 二日目の午前は、教育学研究科教授でわくプロ研究センター長の林 武広先生の指導により、三段峡の地質と地形の観察をおこないました。

 非常に内容の濃い充実した二日間に、暑さも忘れて塾生たちの瞳は輝きっぱなし♪自ら学ぶ心にも火がつきました。
 また塾生間の交流も深まり、友達も増えたようです。
 林先生、竹下先生 に感謝! そしてわくプロセンターの間處先生、スタッフの皆さんご苦労様でした!

 「わくプロ」につきましては、「わくプロ」ホームページで、 詳細や募集等のご案内を行っていますので、ぜひご覧ください。


尾崎(おぜき)湿原で湿原植物の植生
について学習する受講生たち!




アカマツ・コナラ林で




野外活動のまとめを間處先生と一緒に




節理の走向をクリノメータを使って計っているところです



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