財団ニュース

2010年(平成22年)

2010年6月23日号

2010年度 わくプロ「科学塾研究室」9名の塾生を5つの講座に迎え、いよいよ始動!!
広島大学 西条キャンパスにて開講式を開催しました!(6/12)

 財団法人マツダ財団(理事長 山内 孝)は、子どもたちが科学にわくわくするような機会を提供するために、 2003年度から広島大学との連携事業「科学わくわくプロジェクト(通称:わくプロ)」に取り組んでいます。

 高校生を対象とした本格的研究講座「科学塾研究室」の2010年度開講式が、6月12日(土)に 「広島大学 西条キャンパス」にて行われました。
 塾生は、これから10ヶ月程度の間、広島大学の研究室に所属し、週末や夏休みの期間に最先端の設備や指導者の下で 高度な内容の科学を研究し、理解を深めていきます。
 そして、11月には理学部の中高生科学シンポジウムで研究成果を発表し、研究活動の達成感を実感してもらいます。

 今年度は応募時、どういう研究をしてみたいか希望を塾生自身に出してもらい、その希望に沿う形で担当の先生方に 塾長をお引き受けいただくようお願いしました。その結果、以下の5つの講座が開講されることになりました。

天文の講座 …2名
  広島大学宇宙科学センター 大杉 節 特任教授
生物化学の講座 …2名
  広島大学大学院理学研究科 泉 俊輔 教授
細胞生物の講座 …3名
  広島大学大学院理学研究科 細谷 浩史教授
遺伝学の講座 …1名
  広島大学大学院自然科学研究支援開発センター
  田中 伸和教授
海洋生物の講座 …1名
  広島大学大学院理学研究科 浦田 慎助教

 5講座で計9名の高校生が、高度な研究活動に挑戦していきます。

 開講式では、受講者証明証(学生証に相当)が渡された後、塾長の大杉先生から 「日本の科学を引き継ぐ人材になってくれることを期待しています。 わくわく そして楽しく最先端の研究に取り組んでください!」と励ましの言葉をいただきました。

 先生方やスタッフの自己紹介、塾生の皆さんの自己紹介を行っていただき アイスブレイク♪ 緊張が解けたところで全員一緒に記念撮影を行いました。

 その後、講座毎に分かれて研究室の紹介やスクーリング予定表の作成を行い、 これからの研究活動に対する決意を新たにしました。

 科学塾研究室を含め、「わくプロ」の今年度事業の詳細な計画につきましては、 「わくプロ」ホームページをぜひご覧ください。


わくプロセンターを代表して
塾長の大杉先生から激励の挨拶!


塾生たちの自己紹介


研究室の先生方と8名の塾生(1名欠席)で記念撮影!
心に残るわくわく体験をしよう


各講座に分かれてスクーリング予定表を作成

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