財団ニュース

2010年(平成22年)

2010年4月20日号

マツダ財団 第26回市民活動支援 −青少年健全育成 −
贈呈式(広島)を開催しました(4/19)


 マツダ財団は、青少年の健全育成を目的に民間の非営利活動を行う団体を対象とした「マツダ財団市民活動支援」の贈呈式を、4月19日に広島県安芸郡府中町のマツダ株式会社本社で行いました。

 当日は、応募総数92件の中から選ばれた31団体のうち、広島県内で活動される21団体の代表者にお集まりいただきました。
 また、この活動にご支援をいただいている広島県環境県民局並びに広島市教育委員会青少年育成部の皆様やマツダ株式会社の関係者にも、ご参加いただきました。

 贈呈式では、マツダ財団理事長の山内 孝より各受贈団体へ、贈呈書をお渡ししました。

 続く、受贈団体の代表挨拶では、まず、小学生が吉島地域住民の町職人との「ものづくり」を通じて創造性、自主性、協調性を培う活動に取り組む 『よしじま職人工房』さまのご挨拶。
 そして小学校高学年の子どもたちが大学生ボランティアと一緒に100kmを歩く中で ともに成長していく活動を運営する『NPO法人おのみち寺子屋』さまのご挨拶をいただきました。

 次に、記念撮影をはさんで、昨年度支援を受けられた団体の活動報告をご紹介いただきました。

 「市民協働による省エネ手作り玩具工作と環境美化」活動に取り組まれた『晴海町・青壮会』さまは、 あたたかみのある木の手作りおもちゃを展示・デモンストレーションしつつ、
 「私らがなぜこの活動にこれだけのめりこむか。それは、”地域で子どもたちを育てているか?”、”親子の絆はどうなっているか?”という、我々の強い問題意識からなんです。だから”親子で作って親子で遊ぼう!”をキャッチフレーズに、親子での手作り玩具工作教室に継続的に取り組んできました。」
と話されました。他の団体の皆さんも、ぐっと引き込まれ、大きく頷いておられました。

 その後開催した交流会では、参加者同士で熱心に情報交換、名刺交換を行う姿が見られ、活動をアピールしたり、悩みを共有したりする格好の場となったようでした。

 マツダ財団の支援が、市民活動のネットワークのさらなる広がりを生むきっかけの一つになればと願わずに居られません。

 なお、4月23日にはマツダ株式会社 防府工場にて、山口県で活動中の皆様をお招きし、 贈呈式を開催する予定です。


理事長の山内より各受贈団体へ
贈呈書をお渡しする


よしじま職人工房さま
「ものづくり広島を担う人材を育てましょう!」


NPO法人おのみち寺子屋さま
「100km徒歩を通じて、小学生も、ボランティア学生も、ともに成長していくのです」


晴海町・青壮会さま
工夫をこらしたあたたかみのある手作り玩具をご紹介


懇親会では、熱心に情報交換!

新しい出会いも広がります!

全員で記念撮影!子どもたちの感動体験や地域社会づくりにと、志を一つにして…(広島会場にて)

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