財団ニュース

2010年(平成22年)

2010年2月9日号

「感動塾・みちくさ」平成21年度 実施報告書ができました!(2/9)


 「感動塾・みちくさ」は、子どもたちが自然に触れ、体験や実験などを通じて、科学に対する興味を深め、 自ら創意工夫することにより、科学を学ぶ心を養うことを目的に、(財)広島市ひと・まちネットワーク、 (株)損害保険ジャパンとの共催で、平成10(1998)年から実施しています。 子どもたちが、活動を通じて自らの課題を発見し、学び、考えて解決する力、いわゆる生きる力を育むことを願っています。

 このたび、平成21年度の実施報告書が完成しました。 今年度実施した以下の活動について、報告しています。

 8月10日〜12日
広島市青少年野外活動センター
「生き物とくらし」


 8月24日〜26日
広島市三滝少年自然の家
「ふしぎ 発見 感動体験」〜光とエネルギー


 9月13日・10月10日〜12日
広島市似島臨海少年自然の家
「ワンダー オブ ザ サンド」〜とびだそう 似島の海へ〜


 実施報告書には、プログラムが写真とともに紹介され、参加した子どもたちや保護者の感想文、 アンケートも掲載されています。 その一端をご紹介しましょう。



 「らく農たいけんで、牛にゅうをシャカシャカふってバターを作ったり、牛にゅうを40℃で温めてチーズを 作ったりすることや、バーベキューでみんなでゲームをしたことや、オオサンショウウオを見たことです。 オオサンショウウオは、すごく小さいのもいるし、すごくおおきいのもいたのでびっくりしました。 夏野菜のしゅうかくではコーンをとりました。とれたてのコーンはキラキラと光っていたのでびっくりしました。」  (「生き物とくらし」参加者の感想文から)

 「砂はどうやってできるのか?というプログラムが印象に残っています。波や風でできる砂もあれば、 太陽と夜の寒さでできる砂もあると聞いてびっくりしました。 その実験をしてみて砂ができる順じょがもっとよくわかりました。 砂は、何回も同じことをやってやっとできるんだなあと思いました。 だから、普通にある砂も何千年くらいかけてできて大変だったと思います。」 (「ワンダー オブ ザ サンド」参加者の感想文から)

 「わたしは理科が好きではなかったけれど、でも、光のさい中のときに、理科はこんなにもたのしいんだと、わかって とても心を元気づけてくれたので良かったです。
(光の実験は)いろいろな色ですごくきれいなのでびっくりしました。「理科」のとてもいいところがわかってよかったです。 こんないいキャンプはないと思います。ぜひ、わたしには、妹がいるので行かせてあげてください。 (「ふしぎ 発見 感動体験」参加者の感想文から)

 「期待と少々の不安が混ざった表情で出かけていきましたが、「みちくさ」を終えて帰宅した娘は、3日間のことを次から次へと話し始め、 しばらく話が止まりませんでした。
初めて出会ったお友達ともすぐに仲良くなれたようで、実験や製作全てのプログラムがとても楽しく充実した3日間だったようです。 製作に関しては、試行錯誤しながら、自分で考えたり、上手くいかないときは、先生方に助けていただいたりしたことも、 とても貴重な体験になったようです。
そして、ただ作品を作っただけでなく、仕組みについてよく理解しており、子どもたちに詳しくわかりやすくお話していただいたことに感謝しております。 先生方、大学生の皆様方、本当にお世話になり、ありがとうございました。 (保護者の方の感想文から)

 「感動塾・みちくさ 平成21年度 実施報告書」は、ご希望の方にお分けすることもできますので、 マツダ財団までお問合せください。

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