「科学塾研究室」は、マツダ財団と広島大学が連携し、青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施する
「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つで、今年度から高校生向けの本格的研究講座としてスタートしたものです。
塾生は、5月から11月までの半年間、広島大学の研究室に所属し、高度な内容の科学を、最先端の設備や指導者の下で研究することで、
科学に対する興味・関心をより一層高め、理解を深めていきました。
11月7日(土) 秋晴れに恵まれたこの日、広島大学西条キャンパスの理学部E102講義室で、中学生・高校生科学シンポジウムが開催されました。
中学生:1、高校生:27 合計28のグループがそれぞれの研究成果を発表しましたが、この中で、われらが「科学塾研究室」の塾生8名、
4グループが、天文、物理、生物の3分野における最先端の研究成果を堂々と発表し、注目を集めました!
内容的には高校レベルを超えた高度なものであり、講評された理学部の先生方も わくプロ「科学塾研究室」の扱う研究テーマの
先進性に驚かれるというシーンもありました。
「科学塾研究室」は今年度が初年度でしたが、8名の塾生の皆さんが頑張ってくれたお陰で、
多くの人に「わくプロ科学塾研究室」の素晴らしさを知っていただくことができ、次年度以降 入塾の応募が増えるのではないかと期待しています。
当日 塾生が発表したテーマは以下のとおりです。
● 天文分野
1. 偏光観測による若い星周辺の反射星雲の研究
2. 可視光観測による開散星団の年齢と距離の推定
● 物理分野
3. 液体ヘリウムの超流動の不思議
● 生物分野
4. スジキレボヤに含まれる巨大細胞の生理学的研究
「わくプロ」につきましては、当財団のホームページや、
「わくプロホームページ」などで、募集のお知らせや、活動の模様をご紹介していきます。 |
「科学塾研究室」生物分野の塾生の発表!
「ホヤはバナジウムと硫酸を濃縮します…」
「大学院生でも難しいような、先進的なテーマと
高度な内容に驚きました…」先生方からの講評
を受ける天文分野の塾生たち
科学研究奨励賞を授与され、ポーズを取る塾生たち♪
本当によく頑張りました!ご苦労様!
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