財団ニュース

2009年(平成21年)

2009年8月3日号

マツダ財団大学寄付講義 広島大学大学院
「能力開発特論(ディベート演習)」公開決勝戦を開催しました。(7/31)

論題は、「日本は高速道路の休日上限1000円を拡張すべし」!

 マツダ財団では地域に密着した特長ある事業として、広島地域の大学で寄付講義を 実施しており、今年度は3大学で開講しています。

 その中の一つ 広島大学大学院 国際協力研究科とマツダ財団とのジョイント講義 「能力開発特論(ディベート演習)」の最終回として、7月31日に、ディベートの公開決勝戦を西条の大学会館にて開催しました。

 論題は受講した学生たちが提案し決定したものですが「日本は高速道路の休日上限1000円を拡張すべし」 という間近にせまった衆院選の論戦を想起させるものであるため、学生たち自身も熱い論戦を展開。 中国新聞社やRCC中国放送などメディアの方々の関心も集めテレビ撮影されていたためか多少あがって しまった学生もいましたが、決勝戦に相応しい白熱した議論になりました。

 争点は、CO2が減るのか、増えるのかに絞られていき、最終判定では4対1で肯定側が勝利を収めました。

 2002年から8年間続いた広島大学の能力開発特論では、これまでに200名近い学生がこの講義を修了しました。 皆熱心に取り組んでくれ、大きな成長を見せてくれました。社会に出てからの活躍にもきっと役立っていると 確信しています。

 「能力開発特論(ディベート演習)」については、こちら

 2009年度ディベート決勝戦「日本は高速道路の休日上限1000円を拡張すべし」については、こちら


開会の挨拶をする国際協力研究科
副研究科長 藤原 章正教授



テレビカメラでの撮影を意識しながらも
肯定側と否定側が熱く論戦


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