財団ニュース
2008年(平成20年)
2008年8月27日号
「サイエンスレクチャー」〜隕石からわかる太陽系の歴史〜を実施しました!
2008年6月8日 広島市こども文化科学館、2008年7月21日 福山市市民参画センター
財団法人マツダ財団(理事長 山内 孝)は、子どもが科学にわくわくするような機会を提供するために、2003年度から広島大学と協同で連携事業「科学わくわくプロジェクト(通称:わくプロ)」に取り組んでいます。 その事業の一環として、6月8日に「広島市こども文化科学館 アポロホール」で、また7月21日には「福山市市民参画センター」にて、中学生を対象としたサイエンスレクチャー「隕石からわかる太陽系の歴史」を開催し、約100名が参加しました。 受講生は、広島大学大学院理学研究科の寺田健太郎先生から太陽系の成り立ちや惑星の特徴などについてレクチャーを受けました。 続いて太陽系の惑星の大きさや距離など、寺田先生から出される質問に、普段から宇宙に興味を持って学習している受講生は次々に答えていました。 各班に分かれての観察実習では、本物の隕石に触れ、顕微鏡での断面の観察や、磁石を使って隕石の強力な磁力の確認をしました。 また本物の月の砂にも触れ、受講生はまるで宇宙の一部に触っているような気分を味わい、限りない宇宙への夢とロマンを膨らませました。 最後に修了した各受講生に隕石のかけらが配られ、「大切にします!」と笑顔で持ち帰る姿が印象的でした。 マツダ財団では、今後も科学塾やジュニア科学塾などの開催のご案内を、マツダ財団ホームページなどでお知らせしていきます。 |
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