財団ニュース

2007年(平成19年)

2007年6月12日号

科学わくわくプロジェクト「サイエンスレクチャー(広島会場)」開催
「脳とこころの不思議な世界」を開催しました。(6/10)

 「サイエンスレクチャー」は、マツダ財団と広島大学が連携して青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施している「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つです。 大学の教授が最新の科学や技術を、工夫された映像や説明機材などを使って分りやすく紹介し、中学生の科学する心を育てることを目指しています。

 今年度は、6月10日広島大学東千田町キャンパスで、中学生を中心とした95名を対象に、「脳とこころの不思議な世界」をテーマに開催しました。

 広島大学大学院教育学研究科の宮谷真人教授が脳の仕組みや脳の不思議な世界について分りやすく紹介しました。 参加した受講生は、講義に引き続き3会場を回り三つのサブテーマについて学びました。

  • ●サブテーマ(1)「歪んだ部屋を作ってみよう」
     「エイムズの歪んだ部屋」を製作し、心の不思議を体験しました。
  • ●サブテーマ(2)「脳は簡単にダマサレる」
     「脳」・「視覚」・「感情」・「記憶」の仕組みについて学んだ後、脳が簡単にダマサレることを体感しました。
  • ●サブテーマ(3)「こころの働きと脳の活動」
     記憶テストを通じて「幻覚傾向」・「記憶の捏造」などについて学びました。
  

 脳とこころの不思議な世界を旅した受講生は驚き・感心の声を発し、脳科学の楽しさ・奥深さを体感しました。


受講生は、宮谷真人教授のレクチャーで
不思議の世界に引き込まれて…


実際に「エイムズのゆがんだ部屋」を各自製作し、
脳とこころの不思議を体感しました。

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