財団ニュース

2006年(平成18年)

2006年12月27日号

科学わくわくプロジェクト「サイエンスレクチャー(福山会場)」開催(12/25)
広島県民センターふくやま にて、「細胞の不思議をのぞいてみよう」を開催しました。

 「サイエンスレクチャー」は、マツダ財団と広島大学が連携して青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施している「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つです。大学の教授が最新の科学や技術を、工夫された映像や説明機材などを使って分りやすく紹介し、中学生に対して科学する心を育てる動機づけを目指しています。

 今年度のサイエンスレクチャー(福山会場)が、12月25日「広島県民センターふくやま」にて、「細胞の不思議をのぞいてみよう」をテーマに開催されました。広島大学大学院理学研究科の細谷浩史教授が中学生に細胞の不思議な世界を映像で分りやすく紹介しました。

 参加した中学生達は講義に引き続き三つの会場を回り、ガン細胞の細胞骨格、ミドリゾウリムシの走電性、いろいろな原生動物の生態等を自分の目で観察し、細胞の不思議を体感しました。また、最後の質疑応答においても、「ミドリゾウリムシの他に共生藻を持っている動物にはどんなものがいますか?」等多くの質問が飛び交い、熱気に満ちたサイエンスレクチャーを終了しました。


原生動物ミドリゾウリムシの
走電性を観察


細谷研究室学生スタッフの実験を
覗き込む受講生

一覧へ戻る