財団ニュース

2006年(平成18年)

2006年9月1日号

広島市三滝少年自然の家「感動塾・みちくさ」を開催しました(8/22〜24)
2泊3日で「光とエネルギー」に取り組みました。

 「感動塾・みちくさ」は、子どもたちが身近な生活の中にあるものを題材として、仲間づくりを行い、協力・創意工夫することにより、未知なる物への興味を喚起し感動する心を育むこと、併せて科学や技術への興味、関心を高めることを目的とした事業で、1998年度から開催しています。

 本年度も3施設で実施し、第1回目の広島市青少年野外活動センターに続き、第2回目は8月22日から24日の3日間、広島市三滝少年自然の家で、「光とエネルギー」をテーマに実施しました。定員の3〜4倍を上回る応募の中から抽選で選ばれた小学4年生〜6年生の48人が参加しました。

 参加した子どもたちは、虹ビーズの工作、ピンホールカメラ作り、ソーラーカーキットの作成、中国電力エネルギア総合研究所の見学を通して、光の持っている性質やエネルギーについて学びました。

 今回のプログラムのハイライト、ピンホールカメラ作りでは、講師の先生からピンホールの仕組みや制作にあたっての注意事項などを教わり、全員でカメラ作りにチャレンジしました。

 子どもたちは、自作のピンホールカメラを使って工夫しながら自然の光景を撮影し、現像から焼き付けまでを自分で行いました。撮影した印画紙に写真が浮かび上がった時、「ワァ」「すごい」とあちらこちらから歓喜の声があがりました。

 子どもたちはこのような日常の学校生活では得られない科学体験に加え、キャンプファイアーなどの交流プログラムを通して新しい友達やボランティアの大学生とのふれあいなどで、夏休みの最後を飾るにふさわしい充実した3日間を過ごしました。

 第3回目は、10月7〜9日に、広島市似島臨海少年自然の家で、「無限のエネルギー太陽」をテーマに実施します。


さあ、カメラ作りだ。


シャッターを切るよ!

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