大学講義

広島大学:2008年度マツダ財団寄付講義

1.科目
『能力開発特論(ディベート演習)』
2.期間
2008年4月〜2008年7月
3.対象
大学院国際協力研究科
4.目的
国際社会の中で活躍するためには,専門分野の個々の知(知識や技術)に加え,それらを融合した新しい知や周辺分野の知など広範な視野が必要である.例えば,技術者として修得した技術を真に適用し社会に貢献するには,リスクに対する配慮などが重要である.急速に変化する社会の中で,国際的に通用する社会人には専門領域の高い能力に加え,広い視野と柔軟な思考能力,倫理や国際的視点をもったデザイン能力,コミュニケーション能力が要求されている. 本講義では,各専門分野で学んだ知を社会に活かすために最低限必要な考え方を学び,演習(ディベート)することで上記能力を養成する.なお,本講義はマツダ財団と広島大学IDECとのジョイント講義として実施し,実務の最前線で活躍する専門職業人を招いて実践型の教育を行う.
5.評価
出席率、ディベート結果、レポートにより総合的に判断する。
6.単位
2単位
7.構成
 
内  容 講  師
(1)企業と人材 マツダ財団 山根英幸
(2)変化する環境と社会 マツダ(株) 松岡 孟
(3)国際化と専門職業人 広島大学 藤原章正
(4)情報化と専門職業人 日本アイビーエム中国ソリューション(株) 福場芳正
(5)コンプライアンス〜専門職業人と倫理 (社)中国地域ニュービジネス協議会 磯村定夫
(6)ディベート論題T(エネルギーと電力) 中国電力(株) 大林洋二
(7)ディベート概論(1) キャリアデザインオフィス 松本俊雄
(8)ディベート概論(2) キャリアデザインオフィス 松本俊雄
(9)ディベート練習(1) 広島大学 藤原章正、山下隆男、菊池亜希良、マツダ財団 山根英幸
(10)ディベート論題U 広島大学 藤原章正、山下隆男、菊池亜希良、マツダ財団 山根英幸
(11)ディベート練習(2) 広島大学 藤原章正、山下隆男、菊池亜希良、マツダ財団 山根英幸
(12)ディベート本戦(1) 広島大学 藤原章正、山下隆男、菊池亜希良、マツダ財団 山根英幸
(13)ディベート本戦(2) 広島大学 藤原章正、山下隆男、菊池亜希良、マツダ財団 山根英幸
(14)ディベート本戦(3)(公開決勝戦) 広島大学、中国電力(株)、マツダ財団 他