大学講義

広島大学:2006年度マツダ財団寄付講義

1.科目
『能力開発特論(ディベート演習)』
2.期間
2006年10月〜2007年2月
3.対象
大学院国際協力研究科
4.目的
国際社会の中で活躍するためには、専門分野の個々の知(知識や技術)に加え、それらを融合した新しい知や周辺分野の知など広範な視野が必要である。例えば、技術者として修得した技術を真に適用し社会に貢献するには、リスクに対する配慮などが重要である。急速に変化する社会の中で、国際的に通用する社会人には専門領域の高い技術能力に加え、広い視野と柔軟な思考能力、技術者倫理や国際的視点をもったデザイン能力、コミュニケーション能力が要求されている。本講義では、技術分野を題材として各専門分野で学んだ知を社会に活かすために最低限必要な考え方を学び、演習(ディベート)することで上記能力を養成する。なお、本講義はマツダ財団と広島大学IDECとのジョイント講義として実施し、企業の最前線で活躍する技術者等を招いて実践型の教育を行う。
5.評価
出席率、ディベート結果、レポートにより総合的に判断する。
6.単位
2単位
7.構成
 
内  容 講  師
(1)企業と人材 マツダ財団 森川一美
(2)変化する環境と社会 マツダ(株) 松岡 孟
(3)情報化と企業人 日本IBM(株) 福場芳正
(4)国際化と企業人 広島大学 藤原章正
(5)企業人と倫理 中国地域ニュービジネス協議会 磯村定夫
(6)ディベート論題T 中国電力(株)
(7)ディベート概論(1) キャリアデザインオフィス 松本俊雄
(8)ディベート概論(2) キャリアデザインオフィス 松本俊雄
(9)ディベート概論(3) マツダ財団 森川一美
(10)ディベート練習(1) 中国電力(株)、マツダ財団 森川一美
(11)ディベート練習(2) 中国電力(株)、マツダ財団 森川一美
(12)ディベート論題U 広島大学 藤原章正、マツダ財団 森川一美
(13)ディベート本戦(1) 広島大学 藤原章正、マツダ財団 森川一美
(14)ディベート本戦(2) 広島大学 藤原章正、マツダ財団 森川一美
(15)ディベート本戦(3)(決勝戦) 広島大学 藤原章正、中国電力(株)、マツダ財団 森川一美