助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2007年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 特定非営利活動法人アイエヌイーおおあさ
地域と学校との連帯型体験学習<なのはな学習> 地域 広島県山県郡
代表者 理事長 保田 哲博
支援金額 45万円
活動概要
過疎による地域減退に向かうために立ち上げた「菜の花ECOプロジェクト」は、様々な環境保全の活動を仕組んでいる。資源循環型社会に導くため、空き農地の菜の花畑化・廃食油による代替燃料をつくる2つのプロジェクトに加え、大朝地域資源保全隊と大朝小学校の3〜6年生の児童とともに、菜の花の栽培や「ぴゅあ菜米」づくり等を行い、地域と学校が連帯した活動を創造的に取り組んでいる。
実施時期:
2007年4月6日〜2008年3月20日
北広島町(大朝地域)
参加人員:
なのはな学習 大朝小学校児童280名・地域保全隊80名・アイエヌイーおおあさ40名
収穫祭 大朝小学校児童PTA120名・地域保全隊50名・アイエヌイーおおあさ10名
参加総人員 580名
《電動搾油機で搾油体験》
電動搾油機で搾油体験 電動搾油機で搾油体験
《電動搾油機で搾油体験》
BDF作り 収穫祭
《BDF作り》 《収穫祭》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
・学校との連携は、教育としてだけでなく、次世代を担う子どもたちに、もったいない精神と郷土愛が生まれてくることが願い、7年前から取り組んできました。今年度初めて、3年生以上の学年で、学年ごとのカリキュラムが完成したことに喜んでいます。同じ町内の学校からも、菜の花学習を取り入れたいといった、依頼も出てきています。
・秋に行う収穫祭は、学校・PTA・地域が集うイベントとなりました。稲作りの学習は、保全隊から積極的に参加があり、家庭に孫がいないお年よりの方々も、自分の孫といるように楽しんでもらいました。地域保全隊と子どもとの関わりがとても深く感じられた一瞬でした。また、稲作りで収穫したお米でおむすびを作り、広島市内のアンテナショップで販売できたことで、作る大変さと、買ってもらう喜びを感じることができました。
苦労した点
稲作や菜種栽培は、天候で作業が左右されるので、事前の計画や学校の授業との兼ね合いなど、苦労をするのが、学校側も臨機応変に対応をしていただけているので、予定通りのカリキュラムを行なうことができた。収穫祭は、学校と地域住民の交流が深められる、唯一の場所なので、なるべく多くの人たちに参加いただけるような計画作りが大変である。
今後の課題・発展の方向性
町内のほかの学校でも、「なのはな学習」を取り組むとともに、都市部との交流が生まれるような、仕組みを作っていきたい。
活動を終えての感想・意見等
学校・地域との関係強化ができたことは、満足のいく結果となり、大きな自信につながった。子ども達からも嬉しいメッセージが沢山届いた。 

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