助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2005年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 呉子ども祭実行委員会
呉子ども祭 地域 広島県呉市
代表者 委員長 藤田 繁逸
支援金額 20万円
活動概要
呉の子どもたちが呉の文化や地域(人々)のぬくもりを知り、呉の楽しさを知ることのできるふれあいの場を提供することを目標に,テーマを「はじめのい〜っぽ」と設定して、野外ステージでの子どもたちの発表やミニSLの試乗会、竹細工、けん玉などの昔の遊びコーナーなど、親子や友だちの絆を深めることができる参加型の世代間交流のイベントを実施した。市内子ども会役員、ボーイスカウト等関係団体以外に、呉市内の高校生ボランティア(KSF)が、前年の10月から企画会議を行い、当日の企画・運営まで参画していることがこの祭の特徴である。
実施時期:2005年5月4日(休) 9時30分〜16時
呉ポートピアパーク(呉市天応3丁目2番3号)
参加人員:30,000名(運営者500名含む)
ステージ発表:ジュニアジャザサイズ 創作コーナー:ビーズアクセサリー作り
《ステージ発表:ジュニアジャザサイズ》 《創作コーナー:ビーズアクセサリー作り》
体験コーナー:電気機関車試乗会 遊びコーナー:長縄跳び
《体験コーナー:電気機関車試乗会》 《遊びコーナー:長縄跳び》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
地区子ども会活動の活性化を促すとともに、各団体のネットワークが形成された。また、高校生のボランティア活動など、高校生が主体的に行動することができるきっかけにもなり、「人のために役立つ」喜びを実感できる場となるなど青少年の健全育成にも大きく貢献している。
苦労した点
・内容を昨年よりどう充実させるか,子どもが飽きないようにするためにはどうすればよいかなど、企画の段階で大変苦労した。
・会場設営のための物品・備品等の手配において,開催会場(呉ポートピアパーク)を含め様々な団体、関係機関の協力を得る必要があった。
・祭のテーマは、KSF部会で高校生を中心に決定しているが、個別イベントの内容については各主管団体に依存しているのが現状であり、祭のテーマに沿った方向性をどう調整していくか考える必要がある。
なお、開催に当たっては、雨天時の対応策を検討中で、運営に関わる高校生は進級・卒業のためこの機会を逃すことができないので、多少の雨では事業を決行している。
今後の課題・発展の方向性
・子ども祭当日は、高校生ボランティアを中心に、各学校、各団体の協力を得て準備・運営・撤収が行われたが、参加者間でのネットワーク作りは進んでいるが、団体間、学校間の連携はなかなか形成されないため、地区子ども会や団体活動の情報交換を活性化する必要がある。
・高校生においても、学校の担当教諭の異動で活動が休止する場合もあるため、高校生が主体となって活動し、自らが後輩に伝える役割を担えるよう、KSF部会活動を方向付ける必要がある。
・広報については、市内の幼稚園・保育所・小学校すべての園児・児童を対象にチラシを配布しているが、ゴールデンウィーク中でもあり、他のイベントとの合同PRも検討したい。
活動を終えての感想・意見等
今回の呉子ども祭は、天候にも恵まれ、本当にたくさんの方に来場していただきました。また、KSF(呉学友会)の高校生たちも、約半年間をかけて毎月会議を開催し、議論を重ねて準備してきた成果を、十二分に発揮して呉子ども祭を盛り上げてくれました。高校を卒業してOBとして参加してくれたメンバーもおり、子ども祭の対象である子どもたちへの素晴らしいふれあいの機会を提供できたことはもちろん、運営に携わる高校生たちにもボランティア活動へのきっかけとして大きく貢献していることを実感できるイベントになりました。

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