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青少年健全教育関係 市民活動支援

2005年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 NPO教育環境コーディネート事業
地域教育フォローアップのためのEラーニングシステムの構築
(理科ちゃんネットPJ)
地域 広島県安芸郡
代表者 代表 一瀬 泰啓
支援金額 42万円
活動概要
各種団体との連携により実施した科学技術教育活動(以下、教室と略す)の様子を映像(静止画、動画)として記録した後、編集とホームページ材料としての加工、そしてホームページへのアップを行い、教室参加者に教育に関する情報の追加提供をすることで、教育効果の向上をはかった。
1.教室の映像撮影・編集一連の作業は穴吹デザイン専門学校の学生が実施し、その作業にあたっては映像技術の専門家および編集作業の専門家が指導を行った。
2.インターネットサイトの構築受講者の学習風景映像(静止画・動画)とともに、その教室で学んだ科学技術に関する詳細な情報を掲載したHPを構築した。
3.システム改善関係者による評価・反省から挙がった課題を解決するために、ブログ形式のサイトを試験的に作成した。
実施時期:2005年8月17日〜2006年1月14日
広島市牛田公民館、府中市中国電力、福山市胎蔵寺
参加人員:
教室参加者400名、参加者の保護者800名
撮影・編集スタッフ8名、撮影・編集指導員6名
HP構築15名
参加総人員 1,230 名
わくわく宇宙実験 わくわく宇宙実験
《わくわく宇宙実験》
手作りパン焼き器教室
《手作りパン焼き器教室》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
異なる活動を実施している複数の組織が、ひとつのプロジェクトに参画し、それぞれの特長を活かした協働作業を実施することができた。当活動通し、各組織からの当プロジェクトへの主な意見は次のとおり。
【1】撮影・編集作業実施者(デザイン専門学校生)地域教育についてこれまで経験がなく、どのように撮影および編集を行えば良いかわからない状況で参加したが、専門家の指導により作業を実施することができた。この経験を活かし、今後とも教育の撮影・編集活動を継続してゆきたい。
【2】撮影に関する専門家,編集後の仕上がり映像をイメージし、学生たちに撮影のポイントを指導するとができた。
【3】編集に関する専門家、編集作業には膨大な時間・手間が必要なので、今後の継続のためには撮影方法(ポイント、アングル等)の標準化が必要であることがわかった。

(受講者カードに記載したアドレスに届いたメール)
・楽しかった教室のHPに自分が映っていて嬉しかった。(受講者本人)
・子供が体験した内容について、HPを見ながら家族に説明してくれた。(受講者の家族)
・また参加したいので、近くの地域で教室が開催されるのであれば連絡してもらいたい。(家族)
・PTA活動で教室を実施したい。しかし、その様子の撮影・HPへの掲載の可否については学校や他の役員との調整が必要(PTA役員)
苦労した点
1.互いの情報交換 活動参加者は、互いの活動についての知識・経験がなく(デザイン関係者は教育活動の経験がなく、逆に教育活動関係者には映像に関する知識がない)、教室の実施前に撮影に関する専門家と地域教育活動家との打合せを重ねる必要があり、そのための調整等のために時間を要した。
2.活動の効率性・継続性の両立 今後の活動の継続性を確保するためには、多くの学生スタッフ(撮影・編集)の育成・確保が重要であるが、そのためには多くの労力(時間・費用)が必要であったため、限られた学生スタッフ(少人数)による作業となってしまった。 このため、教室開催日時と学生スタッフの時間調整ができず、活動可能な多くの機会を逃してしまった。
今後の課題・発展の方向性
・今回、教室の様子や映像編集作業の様子をHPとして紹介できたので、新たな参加者(撮影、編集作業を行う学生スタッフ等)に活動の内容を説明することが容易になった(メールでの連絡で説明ができるようになった)。今後とも活動を継続し、更に科学技術教育に関するコンテンツを積み重ねるとともに、学生スタッフを増やしてゆきたい。
・活動の継続のためには、少なくとも必要経費程度の資金を調達する必要があり、当活動の経済的価値をPRし、資金確保が可能な体制を構築してゆきたい。
活動を終えての感想・意見等
科学技術振興の必要性が見直されるなかで、広島市では「科学技術市民カウンセラー制度」を立ち上げ、多くの試み(科学技術教室、サイエンスカフェ、サイエンスアカデミー等の開催)を行っており、その様子を記録、編集できる活動組織が求められています。今回、当活動で構築した各組織の連携体制を活かし、このニーズに対応してゆきたいと思っております。これからもご支援、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

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