助成実績

科学技術関係 研究助成

第35回(2019年度)マツダ研究助成一覧 −科学技術振興関係−

 助成金額は一律100万円。但し、「マツダ研究助成奨励賞」に選出されたものは、50万円の追加助成。
:循環・省資源に係わる研究
研 究 題 目 研 究 代 表 者
(役職は応募時)
助成金額
(万円)

キャリア高調波を界磁エネルギー源とする共振結合形モータとその最適制御手法の創生
青山 真大
静岡大学
工学部電気電子工学科 助教
100

高精度かつ短時間整定の位置決めを可能とする3D造形軸継手形状の開発
田中 淑晴
豊田工業高等専門学校
機械工学科 准教授
100

選択的分子捕捉材料の開発と応用
村岡 貴博
東京農工大学
大学院工学研究院応用化学専攻 准教授
150

主鎖上ボロン酸エステル部位の変換に基づく循環利用型ビニルポリマー材料の開発
西川 剛
京都大学
大学院工学研究科高分子化学専攻 助教
100

リビングラジカル重合を利用した接着部が「成長する」ヒドロゲル接着法の開発
為末 真吾
宇都宮大学
工学部基盤工学科物質環境化学コース 助教
100

自己発電する電磁波シールド開発に関する研究
仕幸 英治
大阪市立大学
大学院工学研究科電子情報系専攻 教授
150

「かたち」の自在変換可能な新しい外部刺激応答性ポリマーの合成
平尾 岳大
広島大学
大学院理学研究科化学専攻 助教
100

非平衡系原子・電子構造に対する同時計測技術の開拓による数層グラフェン特異物性の起源解明に関する研究
根岸 良太
大阪大学
大学院工学研究科精密科学・応用物理学専攻 助教
100

四面体型分子を用いたメタルフリーペロブスカイト型強誘電体の物性制御
綱島 亮
山口大学
大学院 創成科学研究科化学コース 准教授
100

電子相転移を示す酸化チタン薄膜の絶縁相安定化に関する研究
吉松 公平
東北大学
多元物質科学研究所 講師
100

強磁性金属/酸化物ヘテロ構造を用いたスピン軌道トルクデバイスの開発
山ノ内 路彦
北海道大学
電子科学研究所 准教授
100

超臨界流体法によるイオン液体含浸メソポーラスシリカの創製とCCUSへの展開
宇敷 育男
広島大学
大学院工学研究科化学工学専攻 助教
100

多重外場応答性を示す多孔性磁気格子の開発と機能発現
関根 良博
東北大学
金属材料研究所 助教
100

螺旋誘起発光を利用した円偏光発光LED(CP-OLED)の開発
今井 喜胤
近畿大学
理工学部応用化学科 准教授
100

Mg 製医療用埋植素材開発に向けた液体高速噴射による有機-無機複合皮膜形成技術
中村 嘉恵
日本大学
理工学部精密機械工学科 助教
150

多角的光学計測による次世代超希薄燃焼ガソリンエンジン壁面近傍の熱流動現象及び成層水噴射効果の解明
長澤 剛
東京工業大学
工学院システム制御系 助教
100

メモリ不要なパケット処理を見据えた光比較演算技術の集積デバイス化
相川 洋平
沖縄工業高等専門学校
情報通信システム工学科 助教
100

大型車両を追従する運転者の車線変更意図推定モデルの構築
Woo Hanwool
秋田県立大学
システム科学技術学部知能メカトロニクス学科 助教
100

橋梁の点検業務支援を目的としたUAVの打音解析及びAIによる空隙検出の基礎研究
宮崎 亮一
徳山工業高等専門学校
情報電子工学科 助教
100

均一な力で切断できるはさみによる力センシングの検討
野田 幸矢
福島工業高等専門学校
機械システム工学科 助教
100

高精度な非接触流体制御を目指した音場浮遊液滴の微粒化機構の解明
長谷川 浩司
工学院大学
工学部機械工学科 准教授
100

高出力・小型モータ設計・開発のための鉄心材料の応力ベクトル磁気特性の解明
甲斐 祐一郎
鹿児島大学
大学院理工学研究科電気電子工学専攻 准教授
100

縦渦により駆動する円柱翼水平軸風車に関する基礎研究
野村 高広
呉工業高等専門学校
機械工学科 教授
100

マルチモーダルセンサ情報の相補性を活用可能なデータドリブン特徴抽出法の開発
田中 大介
新居浜工業高等専門学校
電子制御工学科 助教
100

層間交換結合型フェリ磁性体を用いた高速磁壁移動デバイスの開発
塩田 陽一
京都大学
化学研究所ナノスピントロニクス研究領域 助教
100

完全バンドギャップを有する棒状の弾性メタマテリアルの開発
友田 基信
北海道大学
大学院工学研究院応用物理学部門 助教
100

電子伝達を機能する分子接着剤により結合した複合型光触媒の開発
中田 明伸
中央大学
理工学部応用化学科 助教
100

原子層制御ハーフメタルホイスラー合金/強誘電体ヘテロ構造の実証と低消費電力磁化制御への応用
山田 晋也
大阪大学
大学院基礎工学研究科スピントロニクス学術連携研究教育センター 助教
150

機械学習を活用したイメージフリーシングルピクセル物体認識
遠藤 優
金沢大学
理工研究域機械工学系 助教
100

MEMSセンサによるディーゼル噴霧火炎の衝突壁面熱流束の離散的面計測
出島 一仁
滋賀県立大学
工学部機械システム工学科 講師
100

マイクロキャビティ型逆構造を用いた有機EL素子の高性能化
木場 隆之
北見工業大学
工学部地球環境工学科 助教
100
合 計 31件 3,300


 「マツダ研究助成奨励賞」一覧  ●

マツダ研究助成奨励賞は、マツダ財団設立30周年を記念して2014年度より新設されました。
科学技術振興関係の助成対象の中から、若手研究者を主たる対象とし、選考委員会が特に優れた研究であるとみなした4件の研究に対して授与されるもので、副賞として研究助成金50万円が追加助成されます。

研究代表者 所属(役職は応募時) 研 究 題 目
中村 嘉恵

日本大学

理工学部 精密機械工学科 助教

Mg 製医療用埋植素材開発に向けた液体高速噴射による有機-無機複合皮膜形成技術
【選考理由】 Mg製品の医療分野への展開等を目的に、Mg基材上に有機/無機複合皮膜を形成させ、耐食性を持ったMg製生体埋植材の研究である。従来の水と生分解性ポリマーの混合液では蒸発しにくく蒸気コーティング処理が困難であったが、微粒化して高速噴射することでブレークスルーする点に新規性がある。また、研究計画も具体的であると共に、Mg以外の様々な金属材料への展開も期待できる。
山田 晋也

大阪大学

大学院基礎工学研究科スピントロニクス学術連携研究教育センター 助教

原子層制御ハーフメタルホイスラー合金/強誘電体ヘテロ構造の実証と低消費電力磁化制御への応用
【選考理由】 本研究は、スピントロニクス素子の磁化方向制御において、大電流が必要な電流注入ではなく、電圧による制御を実現するために、強誘電体であるBaTiO3上にハーフメタルホイスラー合金薄膜を低温で作製する手法を提案するものである。これによって、ヘテロ界面での電気磁気効果を発現させ、低消費電力での磁気制御を実現し、スピントロニクス技術への貢献が期待できる。その独創的、且つ新規性の高い研究内容に対して、奨励賞を贈呈する。
村岡 貴博

東京農工大学

 大学院工学研究院応用化学専攻 准教授

選択的分子捕捉材料の開発と応用
【選考理由】 多孔性材料は、様々な分子を効率的かつ選択的に吸着する特性を有しており、これまでに、主としてガスなどの小分子の吸着が実現されてきた。本研究では、より大きな分子の選択的吸着を可能にする多孔性材料の開発を目的とし、特に、生理活性物質の捕捉に着目し、センシングや薬剤安定化などに有効な材料の実現を目指すものである。柔軟な構造を有する有機リガンドに着目した研究は、独自性、先進性に優れており、既に錯体の構築にも成功していることから、実現性が高く、研究奨励賞にふさわしいものと考える。
仕幸 英治

大阪市立大学

大学院工学研究科電子情報系専攻 教授

自己発電する電磁波シールド開発に関する研究
【選考理由】 本研究は、環境電磁波のエネルギーを強磁性金属の強磁性共鳴により電気エネルギーに変換するエネルギーハーベスティング技術を目指している。従来は、電磁波侵入長よりも厚い金属板でシールドし遮蔽された電磁波のエネルギーは利用されなかったが、本研究では、その破棄されていた電磁波をFMRにより電気エネルギーに変換する技術である。この技術は、あらゆる周波数に対応でき、これまでにない局所発電技術の開発なので、非常用照明のための蓄電やウェラブル端末の電源として応用展開が広く、オリジナル性が高い独創性と先進性を有している。

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