助成実績

青少年健全教育関係 市民活動支援

2006年度市民活動支援【詳細】

活動名  団体名 ひろしまおもちゃ病院
こわれたおもちゃの修理をとおして青少年の健全育成と環境保全事業 地域 広島県広島市
代表者 代表 大島 誠二
支援金額 15万円
活動概要
こわれた「おもちゃ」をボランティアで修理することにより、ポイ捨て防止の意識向上と「物を大切にする心」を育み、同時に物や人への「思いやり」を今年度の大きな目標にし、親子、青少年への関心度の高揚に大きな効果がありました。
スタッフも新しく高齢者が5名、女性が3名の加入がありました。(10月末現在)
学生の関心やお手伝いは数名の参加をみましたが登録には至りませんでした。
ふたば病院の新設によりスタッフの居住区も西は廿日市市〜東は比治山と市内の広範囲に広がり念願の広島市内一区一病院も遠くなく実現できると思われます。
実施時期:
平成18年4月〜平成19年3月(8月除く) 毎月実施
広島市祇園公民館、広島市亀山公民館、広島市五日市公民館、広島市二葉公民館
参加人員:
スタッフ        302名
一般参加総数   2,790名
参加総人数     3,092名
問診中 治療中
《問診中》 《治療中》
退院 世のため人のため
《退院》 《世のため人のため》
活動が関連する団体等、地域社会等に与えた影響 
☆ひと・まちネットワーク(各公民館)の協力が一層充実してきました。
☆広島市外(廿日市市)の自治体から昨年に引きつづきリサイクルフェスタはつかいちへの参画要請がありました。(今年は雨で中止)
平成18年5月     広島市二葉公民館に「ひろしまおもちゃ病院ふたば」を開院。
平成18年10月29日 「えたじまフェスティバル」に「おもちゃえたじま病院」を開設。
(祇園公民館へ来院され、開院準備等について相談に応じる−現代表:高柴氏)
苦労した点
<予算>
☆新規病院(ふたば病院)開院のために、スタッフ全員で過去の実績を考慮して用具類の購入の準備に貴財団の貴重な支援金を有効に利用させて頂きました。
☆消耗品(電池、潤滑油、接点復活剤)等の消耗品への費用が相変わらずかさむ。(従来の善意寄付だけでは限界がありました。)
☆工具や計測機器の備品が各病院へ順次少しずつ整備することができました。
☆「公民館」「学校」等の事業について、資料作成や交通費の補助費を計上することができました。
<外部へのPR>
★今年もテレビ取材で放映され広く市民に知られたのは嬉しいことですが、放映された月は患者が一度に来院されるので、限られたスタッフと時間で対応が満足にできないと言う嬉しい悲鳴があり、困惑し患者さんに大変ご迷惑をかけたのは残念で今後の課題でもあります。
★「公民館主催事業」や「学校」などの事業に参加することにより活動範囲が拡大しました。
<参加者>
▽当初の目標、学生の参加は興味や関心をもって見学や手伝いはありましたが、時間的な問題もあり登録にはいたりませんでした。
▽従来どおり、学生(大学生等)の参加を根気よく今後も発掘に力を注ぎたいと思います。
今後の課題・発展の方向性
◇活動日は原則的には日曜日で、現在は第一〜第四日曜日まで4箇所で開院しており、新規開院にはスタッフをどのように配置したらよいか、もっと広い地域からのボランティアの育成確保が大きな課題です。
◇ICを使った「おもちゃ」も多く出ており、今年度は一部の「おもちゃメーカー」の修理の方法など、ご協力を得ることができましたが順次、対象を広げ商品の知識や情報を得たいと考えています。
◇今年は、江田島の高柴夫妻が「おもちゃ病院ぎおん」に来院され、懇談の中から関心をもたれて「おもちゃえたじま病院」が開設されるなど、市外にもその「おもちゃ病院」の主旨が伝わり発展しているのは「ひろしまおもちゃ病院」のやりがいの糧です。
◇「おもちゃ病院」はボランティアグループです。スタッフもこちらからお願いするでなく老若・男女問わず、自ら参加していただいているお陰で今日まで続いております。今後もこの方針は変わることなくご協力をして頂きたいと希望しています。
活動を終えての感想・意見等
★マツダの現職の方も「ふたば病院」で活躍していただいています。
★近年は各病院とも親子連れの来院が多く見られるようになってきたことは広報や口伝えの効が奏してきたと思われ、病院の目的の一部を垣間見ることができます。
★いつかいち病院の患者さんには、廿日市市環境政策課の影響もあり廿日市市住居の方がスタッフへの参加、患者さんも一部みられるようになりました。
★対象の「公民館だより」には、毎月「おもちゃ病院」の広報のご協力をいただきましたが今後も継続をお願いしたいと思っています。
★活動範囲は広島市内が基本ですが、近郊にも機会あれば「おもちゃ病院」の主旨を広げて青少年健全育成の一助になるよう精進まい進する所存です。
★私たち「おもちゃ病院」のスタッフはマスコミ(テレビ、機関紙)によって近隣からその存在を認知され励みの糧になっており、より一層頑張って行きたいと思っています。

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