財団ニュース

2010年(平成22年)

2010年10月27日号

科学わくわくプロジェクト「ジュニア科学塾」を開催しました!(10/24)
広島大学付属東雲中学校にて、第3回講座「電波をつかまえよう」を実施


 「ジュニア科学塾」は、マツダ財団と広島大学が連携し、青少年の健全育成と 科学技術の振興を目指して実施する「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つで、 中学生に対して科学の深さ、ブラックボックスをこじ開ける楽しさを体験させ、 自ら学ぶ心を育てる動機づけを目指しています。

 今年度の第3回講座が、10月24日(日)「電波をつかまえよう」 をテーマに 「広島大学付属東雲中学校」にて行われました。

 当日は20名の塾生が参加し、椋本先生から「電波とは」、そして、「周波数と波長」 「電波の利用」について 講義を受けました。

 磁場の変化によって電流が流れ、 電流によって磁場ができることを実験で確認しながら、電波が電磁波の一種であり、1秒間に 約30万kmの速さで進むことを学習。

 その後、電波をとらえて発光する装置と、電波を発生する装置を、ダイオードや LED等を使って全員が手作り。電波をつかまえてLEDが発光するのを全員が目で確認しました。


 次回は12月23日(木)に広島大学西条キャンパスにて,教育学研究科教授の 蔦岡孝則先生を講師に迎え、「放射線の性質」について学習をします。


 「わくプロ」につきましては、当財団のホームページや 「わくプロ」ホームページなどで、募集のお知らせや、活動の模様をご紹介していきます。


講義開始!椋本先生が塾生に虫取網を渡し、「これで電波がつかまえられますか?」と質問



コイルに永久磁石を出し入れすることで 電流が発生することを確認



電波をつかまえて発光する装置を手作り

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