財団ニュース

2009年(平成21年)

2009年6月1日号

科学わくわくプロジェクト「ジュニア科学塾」
24名の塾生を迎え、いよいよ始動!!
広島大学付属東雲中学校にて開講式、第1回講座を実施しました!(5/31)

 「ジュニア科学塾」は、マツダ財団と広島大学が連携し、 青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施する「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つで、 中学生に対して科学の深さ、ブラックボックスをこじ開ける楽しさを体験させ、自ら学ぶ心を育てる動機づけを目指しています。

 今年度から新たに年4回の講座として企画された「ジュニア科学塾」の開講式と第1回講座が、5月31日(日)に 「広島大学付属東雲中学校」にて行われました。

 塾生は、今年3月から4月に応募し作文と面接により選考された24名の中学生。 開講式では一人ひとりに準備された 白衣を着て先生方と一緒に記念撮影を行いました。 そして、早速第1回目の講座「水溶液」が始まり、メスピペットの操作や アルカリ性水溶液のフェノールフタレインによる検知(赤色化)を学びながら塾生同士がコミュニケーションを図ることもできる 「犯人は誰だ?」プログラムで大いに盛り上がりました。

 二つ目のプログラムは「中和滴定」。 水酸化ナトリウムの水溶液を塩酸の量を微調整しながら完全中和させることに挑戦しましたが、 これがなかなか難しい。 たった一滴で一気に酸性になってしまうため何度もやり直していましたが、完全中和を成し遂げたときの 達成感も味わいました。

 第2回の講座は生物分野で8月8日(土)〜9日(日)一泊二日の合宿で行われる予定です。

 サイエンスレクチャーを含め、「わくプロ」の今年度事業の詳細な計画につきましては、 「わくプロ」ホームページをぜひご覧ください。


白衣を着て講師の先生方と一緒に記念撮影!
みなさんなかなかキマってます♪



メスピペットを使って「中和滴定」に挑戦中の塾生。

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